ガオホワイト&ハリケンブルー -地獄絵図之巻-(前編)
どうも、こんばんは。サワキさんのブログで更新のペースが良いと書かれており、とても嬉しいmengeleです^^。サワキさんの書かれたカーレンジャーの作品、絶品でした!ギャグ色の強いカーレンの世界観の持ち味を失わず、敵キャラとカーレンヒロイン二人の絡みは原作に『その場面があるのでは!』と思わせるような彷彿させる作品。敵キャラとヒロインの絡みで性的な直接的表現が少ないにもかかわらず、あの淫靡な香りを醸し出す文章…サワキさん書く戦隊ヒロイン官能小説の前で私はマタタビを前にした猫のよう、いつも陶酔境に浸ってしまいます……
ということで私も作品を書きましたのでペースよく更新したいと思います。
近頃は蚯蚓伯爵、淫獣医師とでヒロインを愛で撫でる作品が多かったのですが、今回は彼等とは対比に位置するキャラ、『甲蟲バグ×白虎&水忍』の作品です。
甲蟲バグは前作、『銀翼ジュウリン』で美羽を完膚なきまで痛めつけた主です。彼は伯爵、医師とは違い、ヒロインを徹底的に痛めつけ、嬲り、踏み躙り、責め苦を味あわせるのが好きな族です。
冴と海、七海と一鍬とWデートを楽しんでいた中、甲蟲バグに遭遇してしまう。凶悪なバグの前に全く無力な冴と七海。更には鮫津海、霞一鍬もバグに操られ、絶体絶命……
一応今回は前編となっており、来週には後編も更新したいと思いますので、なんとなく前菜、つまみのような感覚で読んでいただけたらと思います。
ガオホワイト&ハリケンブルー -地獄絵図之巻-(前編)
地面を湿らせる長い梅雨が上がり、その日は晴天に恵まれていた。テーマパークに遊びに来ていた若い男女二人組。女性二人は軽食を買うために列に並んでいた。
「七海さん、今日は本当にありがとうございます」
黒髪が長く、幼い童顔の少女がもう一人の少女にお礼を述べていた。
「もう、そんなに改まらなくていいよ。冴ちゃん、楽しい?」
「は、はい……」
ショートヘアの可愛い顔をした少女は俯き加減の黒髪の少女の顔を覗き込む。黒髪の少女は少し頬を赤く染めながらも頷く。彼女達は地球の平和を守る戦士。黒髪の長い少女は百獣戦隊ガオレンジャーの紅一点、ガオホワイトこと大河冴。ショートヘアのボーイッシュな少女は忍風戦隊ハリケンジャーの紅一点、ハリケンブルーこと野乃七海だった。
七海は同じ戦士の霞一鍬を、同時に未だ初々しい恋仲から進展の進まない大河冴と鮫津海を遊園地に誘った。
「もう海君とはキスした?」
「きき、、キ、キスって!?」
冴はキスというワードを聞くと顔を真っ赤にしながら動揺する。
「冴ちゃんも海君も奥手だもんね…私は見ていて初々しくて好きだけど!」
「そういう七海さんはどうなんですか?」
「私?…今はジャカンジャとの戦いで忙しいから…平和が戻った後、私の方からどんどんアプローチを掛けるわ!一鍬も男らしいんだけど恋愛に関してはダメなのよね~」
顎に指を掛け、首を傾げる七海。その姿を冴は尊敬のまなざしで見つめる。
「冴ちゃん、じゃあ今日は観覧車の中でキスが目標!いいね!」
「…へっ?……ええ~~ッッッ!!!!!」
耳朶の裏まで熱を帯びていそうなくらいに冴の顔は真っ赤になり、困惑した表情を見せる。開いた口は閉じずに暫くの間、フリーズしていた。そして我に返った冴の手を七海は優しく握る。
「冴ちゃんなら大丈夫だよ!海君のこと、物凄く好きなんでしょ?」
「う、うん……」
冴は幸せそうな笑みを浮かべ、七海に相槌を打つ。
「私も頑張るから冴ちゃんも頑張ろっ!」
「はいっ!」
冴と七海の恋愛トークは盛り上がりを見せて終了する。二人の女戦士は重い使命から解放され、一時のWデートを命一杯楽しんだ。だが無情にも彼女達の平穏な時は脆く崩れ去る。
人々が逃げ惑う中を逆行する冴と七海は一鍬、海とも合流する。すると遊園地だった場所は異空間に支配されていき、四人は異空間に呑み込まれてしまう。危機を感じ取った四人はすぐさま変身する。
異空間の支配者と対峙する四人の戦士。戦闘は直ぐに開始され、四人は抜群のコンビネーションで敵を追い詰めていく。そして男戦士、ガオブルー、クワガライジャーが敵に止めを刺そうとしたとき、異変は起こる。
振りかぶった武器を下ろし、力なく項垂れる男戦士。異変に気付いたガオホワイトとハリケンブルーが声をかけるが全く反応はない。すると男戦士達は百八十度振り返り、ガオホワイトとハリケンブルーに向き合うと武器を構えた。
「ブルー!どうしたの!」
「一鍬!」
「クククッ…貴様等の仲間の雄共。俺の能力で支配してやったぜ。ガオホワイト、ハリケンブルー。貴様等に俺様を倒すことが出来れば二人は解放してやるぜ!倒すことが出来ればの話だが、クククッッ!!」
今まで戦ってきた怪物は体から触手が生え、甲蟲の化け物に変化した。怪物はやられたフリをしていただけで最初からガオブルー、クワライジャーを支配し、ガオホワイト、ハリケンブルーを嬲ることが目的だった。
「そ、そんな…」
理解できないこの状況に思わず後ずさりしてしまうガオホワイト。だがその前にスッとハリケンブルーは出る。
「冴ちゃん、諦めちゃダメだよ。こんな奴、早く倒してデートの続きをするんだから!」
「七海さん…そうですよね!」
仲間であり、恋人が敵に操られてしまうという未知の状況に対し、七海も不安や恐怖はあった。しかし親友であり、妹のような存在である冴を目の前に自分が怖がるわけにはいかない。二人は武器を構え、男戦士と甲蟲の化け物に向き合う。
「俺の名はバグ。貴様等の素顔を拝むとするか!」
―ビュンッッ―
(…えっっ?)
それは一瞬の出来事だった。女戦士の前にいたバグは姿を消すと一瞬のうちにガオホワイトとハリケンブルーの目の前に移動し、二人のマスクを切り裂いたのだった。目で追うことは愚か、何をされたか理解できない冴と七海。我に返ったときは二人のマスクは額から割られ、二人とも素顔を晒していた。冴と七海は目を大きく見開いたまま、驚いていた。
「ククッ、今回は小娘二匹か……まあいい。俺はこうやって各々の時代、次元を移動して貴様等みたいな若い雌の戦士を探しては嬲り尽くすのが楽しみなのだ。雌猫とくノ一、俺様がとことん可愛がってやろう!俺の傀儡共、やれ!」
バグの言葉を合図に武器を構えたまま首を項垂れて不動だったガオブルー、クワガライジャーが襲い掛かる。
「ブルー。私、絶対助けるから!」
「一鍬、少しの間、待ってて!」
二人は男戦士の攻撃を軽くいなすと異空間の支配者。バグのもとへ走っていく。バグとの距離が詰まったその瞬間、
「あああっっ!」
「うあああっっ!」
突然、無数の小さな虫柱に包まれるとスーツ全身から爆破が起こる。冴と七海は強化スーツから火花を散らしながらその場に倒れた。
「クククッ、弱い雌ガキどもだ」
「絶対に、負けない!」
「諦めないんだから!」
冴と七海は再び立ち上がる。二人の強化スーツは所々爆発の影響で焦げている。二人とも武器を構え、射抜くような鋭い視線でバグを睨みつける。
「ククッ、実に好い眼だ!これでこそ、これでこそ嬲り甲斐があるッ!」
バグが唸り声を上げた瞬間、バグからは目でもハッキリと見えるくらいの邪気が溢れ出す。
「ひいいっっ!」
「いややっ!」
周り全てをどす黒く染め上げるような邪気に冴と七海は恐怖の余り、尻餅を着いてしまう。体の震えが止まらない。それは今までに対峙してきた敵とは明らか違うレベルが違い過ぎる相手。それでも冴と七海は立ち上がり、武器を構える。だが足を始め、体中の震えが止まらない。
「貴様等の相手は俺ではない」
「うあああっっ!」
「ああっっ!」
冴と七海の全身をガオブルーの二本対の鋭いシャークカッターが襲う。二人の周りを目にも止まらぬ速さで八の字に回転し、切り刻む。そのスピードは二人が地面に倒れ込むのも許さないほどだった。全身ありとあらゆる箇所を鋭い刃が襲い、それぞれ自慢の強化スーツも火花を散らし、スーツに幾筋もの黒い焦げ跡を残していく。
倒れることも許されないまま一分近く切り刻まれた二人。ガオブルーの動きが止まると強化スーツ全身から爆発し、火花を散らしながらゆっくりと倒れるのだった。倒れた後も強化スーツがショートし、所々から火花が散っている。苦痛に顔を歪める冴と七海。満足に動けない二人に男戦士が隣に立つ。
「うああぁぁ…ぶ、ブルー、げぼぉぉ!!!」
ガオブルーは冴の首を掴み、軽々と持ち上げると無防備の腹部に拳を突き入れる。冴は目を見開きながら咽びかえる。
「がぁ…はぁぁ…ぶ、ブルー、やめて!ぐはぁっっ!!!」
冴はブルーに哀願するがブルーは容赦なく冴の腹部を殴りつける。拳がガオスーツの腹部に減り込んだ瞬間、冴の口から胃液が吐き出される。
(か、海…やめてぇ…元の海に戻ってッッ!)
腹部を殴られ、胃液を吐き、やがて吐血しながらも海に正気に戻ることを願う冴。しかし想いは届かない。
「一鍬…グエエェェッ!!!」
七海を仰向けにさせたクワガライジャーはその腹部に容赦なくエルボードロップを決めた。身体つきの良い一鍬の力が肘一点に集まり、華奢な七海の腹部に襲い掛かる。七海は咽び、胃液を吐きながら悶絶する。するとバグから触手が伸び、七海の体は動かぬよう四肢を縛られ、仰向けに固定されてしまう。
「…い、一鍬…一鍬……ゲボォオオッッ!!!!」
クワガライジャーの全体重が七海の腹部に襲い掛かる。二度目を食らった七海は噎せ返り、早くも吐血してしまう。その後もクワガライジャーのエルボードロップは容赦なく続けられた。
「ククッ、イイ様だ!」
バグが目の前に来るとガオブルーは冴を地面に捨て、クワガライジャーはエルボードロップを止める。冴と七海は手首足首を触手で掴まれ、地面の上でX字に仰向けにされていた。バグは冴の胸の前で足を上げるといきなり踏み付け始める。
「ぐぁっ!あがぁぁぁ!うガァァ!!!…」
ガオスーツから微かに膨らんでいる発育途上の冴の胸を容赦なく何度も踏み付ける。当然耐えきれなくなったガオスーツからは火花が上がる。冴も肉体に襲い来るダメージに耐えきれず、咽びかえり、血を吐き出してしまう。
「冴ちゃん!お願いッ、止めてぇぇぇ!!!」
細く小さな体の胸部をバグは連続して踏み付ける。泣きながら咽び、吐血する冴の姿に七海は耐えきれず、バグに止めるよう乞うが聞き入れられるはずがない。バグは一分近く冴の胸を連続して踏み付けたのだった。
「ククッ、ペタンコの胸がまたペタンコになっちまうな!メスの分際でここが無いとはメスの価値も果たせねぇぜ!」
バグはグッタリと視線の定まらない冴を見下ろしながら嘲笑する。そしてもう一匹のメスの所へと移動する。七海は泣きそうな顔でバグを見ている。バグは七海の胸に足を載せると笑みを浮かべた後、冴と同じように一分近く、踏み続ける。
「ぐあぁぁ!あぐぅぅ!!あがぁっっ!!!」
冴とは違い、発育の良い七海の胸が容赦なく踏まれる。シノビスーツも耐えきれずに火花を散らし、胸に描かれているイルカの尾のマークは確認できないほどに黒く焦げ、破損していく。気の強い七海も冴と同様、涙を流しながら咽び、血を吐いてしまう。そして時間を計ったように一分近く踏み続けた足は停止する。
「ククッ、白虎のメスに比べて忍者のメスは胸があるじゃねえか!やっぱメスはこうでないとな!」
暫くの間、バグは七海の胸の感触を踏みつけながら楽しんでいた。七海はぐったりとしており、抵抗することなくバグのやりたいように胸を踏み続けられた。
二人が責め苦から解放された時はぐったりとしており、両手首を触手に捕まれ、甲蟲バグの前に吊るされていた。先程から少し時間が経ち、僅かに体力は回復したのか、二人は苦痛に顔を歪めながらもバグを睨んでいた。
「ククッ、せっかく雄共を傀儡化したんだ。少しお前達にも遊ばせてやる!」
バグが男戦士を操ると冴の前にシャークカッターを構えたガオブルー。七海の前にはスタッグブレイカーを構えたクワガライジャーの姿があった。冴と七海は不安そうな表情でそれぞれ男戦士を見つめる。
「ぶ、ブルー、やめてッッ!ぐああああっっ!!!!」
ガオブルーは両手を大きく広げるとシャークカッターをX字に冴の胸に斬りかかった。ガオスーツは爆発を起こし、胸にはクッキリと黒く焦げた痕が残る。苦痛に顔を歪める冴。だがガオブルーはお構いなしとシャークカッターで冴を連続して斬り付ける。
「あっっ!ぐあっっ!あぐああぁっ!!」
白く綺麗なガオスーツに幾筋もの黒く焦げた線が刻まれていく。
「もうやめてっ!ガオブルー!か、海ッッ!!」
冴は泣きながらバグに操られたガオブルーに哀願する。するとガオブルーの攻撃が止まる。
「か、海?…元に戻ったの?ぎゃああああああぁぁぁぁっっ!!!!!」
攻撃を止めたブルーに対し、一瞬僅かな希望を見出す冴。だがシャークカッターに黒い電流を纏わすとガオブルーの必殺技サージングチョッパーを冴に直撃させる。ガオブルーの必殺技を無防備で受けた冴。スーツの胸部辺りから大きな爆発を起こし、大絶叫を上げた後、首をガクッと落とすのだった。
「一鍬、一鍬!元に戻って!ひいっっ!!い、一鍬…」
七海は腰の辺りをクワガタムシの顎を模したハサミ状ゴウライガジェット、スタッグブレイカーで腰の辺りを挟まれてしまう。挟んだ相手に十万ボルトの高圧電流を流す武器。それは七海も知っていた。
「や、やめてっ!い、一鍬!!うぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
クワガライジャーは容赦なく七海に電流を流すと十万ボルトが七海の肢体を駆け巡る。シノビスーツは全身から爆破が起こり、火花を散らす。七海から絶叫に近い悲鳴が響き渡る。クワガライジャーが攻撃をやめると七海は力なくグタッと首を垂れるのだった。
バグは気絶している二人の足に触手を絡ませると足を開かせ、M字開脚の格好を取らせる。その前にはスタッグブレイカーを構えたクワガライジャーが立っていた。クワガライジャーは股を晒している冴の股間にスタッグブレイカーを挟むと電流を流し始める。
「うぎゃあああああああっっっっ!!!!!!」
冴の股間を十万ボルトが襲う。ガオスーツに身を守られているものの、耐久力を上回る電流に当然ガオスーツは耐えきれず爆発を起こし始める。
「冴ちゃん!一鍬、やめてっっ!!」
七海の横では好いた想い人が親友である冴を痛めつけている。一鍬に向かって悲痛な叫び声で哀願するが、操られている一鍬に聞き入れられるはずもない。その間、冴はずっと股間に電流を流され、絶叫していた。
「ぅぁぁっ……」
「さ、冴ちゃん!冴ちゃん……」
電流責めから解放された冴を七海は泣きそうな声で名を呼ぶ。だが、俯いたままグッタリとしている冴から反応が返ってくることはなかった。そんな中、クワガライジャーは次の獲物をと言わんばかりに冴と同様、七海の股間にもスタッグブレイカーを挟む。
「ひいいっっ!い、一鍬……」
七海は消え入りそうな声で一鍬の名を呼ぶ。目の前には共に戦っているシノビスーツを纏ったクワガライジャー、霞一鍬の姿。いつもと変わらぬ姿なのだが、今の二人には心を通わすことは出来ない。心無いクワガライジャーは大切な人に電流を流し始める。
「うぎゃあああああぁぁぁぁ!!!!!い、一鍬!!!やめてっっ!やめてぇぇ!!いぎゃあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
空気を切り裂くような鋭い音と共に電流が七海の股間を襲う。シノビスーツは耐えきれず、何度も爆発を起こす。股を焼かれるような激痛に七海は絶叫するしかない。電流は暫く流され、その間も七海は悲鳴を上げ続けるのだった。
電流から解放された七海。今二人はバグの触手に両手首を拘束され、吊るされたまま頭を垂れていた。バグは二人を目の前に移動させると前髪を掴み、無理矢理に顔を起こさせる。
「クククッ、いい様だ!仲間であり、好いている者に責められる気分はどうだ?ん?」
「…さな、い…絶対に…許さないわ…」
「アンタなんか倒して…一鍬と海君を取り戻すんだから!」
もはや刃向う気力すら残っていないと思われた女戦士二人からはバグに抗う言葉が吐かれた。少々驚いた表情を浮かべたバグだが、その顔は直ぐに邪悪な笑みに染まる。
「雌ガキの分際でなかなか頑張るじゃねえか!貴様たちの評価を改めてやろう!お前達、この雌共の乳房を可愛がってやれ!」
バグに命令されると男戦士達はそれぞれの女戦士の背後にまわり、身体を密着させると胸を鷲掴みにする。
「きゃあっっ!やめてっ、海ッッ。い、いたいっっ!」
「一鍬!やめなさいっっ!ぐああっっ、ッッ!」
男戦士達は両手に力を込めて容赦なく、スーツの上から冴と七海の乳房を握り潰す。それは優しく感じるような愛撫ではなく、柔らかな乳肉を握り潰す拷問のような責めだった。余りの痛みに冴と七海の表情が歪む。バグは女戦士の前に立つと冴と七海の股間を掴む。
「雌ガキども、もっと極上の悲鳴を俺に聞かせろ!」
「ぐあああああっっっっ!!!!」
「うあああぁぁぁっっっ!!!」
目で見ても確認できるほどに凝縮された電流が轟音と共に冴と七海の股間を襲う。性器を電熱に焼かれていく激痛に冴も七海も激痛に表情を歪め、絶叫する。だが女戦士達への仕打ちはこれだけでは止まらない。背後から胸を握り潰している男戦士達の手からもバグ同様、電流が流れ出す。
「ひぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「うぎゃああああああっっっっっ!!!!!!」
二人の胸にバグにも劣らずの電流が流れる。胸や股間という大事な箇所を電流で焼かれる少女。冴と七海は激痛に耐えきれず、辺りには大絶叫が響き渡る。
「クハハッッ!実に良い悲鳴だ!もっと良い声を聞かせろ!」
「ひぎゃあああああああああああああっっっっっ!!!!!!」
「ぐぎゃあああああああああぁぁぁぁっっっ!!!!!!」
辺りを切り裂く一段と強い轟音が辺りに響き渡ると冴と七海の胸と股間には先程よりも比にならない電流が流れ出した。二人とも目を見開き、首を大きく仰け反らし、開いた口からは舌が震えているのが分かる。強化スーツを着用しているにもかかわらず、体の細胞一つ一つまで破壊していくような電流が襲う。電流に耐えきれない冴と七海は大絶叫を上げていたと思うとガクッと首を落とし、そのまま失神してしまうのだった。だが失神したにもかかわらず、電流は暫くの間流され続けるのだった。
(これ位じゃ死ぬはずがないが、少し回復しといてやるか。まだまだ楽しませてもらうぜ、正義の雌ガキさんよ!)
甲蟲バグは傷ついた冴と七海に手を翳すと二人の傷ついた身体は見る見るうちに回復していく。蟲の化け物に捕らわれた女戦士に襲い来る地獄はまだ序の口であり、これから幕が上がるのだった。
ということで私も作品を書きましたのでペースよく更新したいと思います。
近頃は蚯蚓伯爵、淫獣医師とでヒロインを愛で撫でる作品が多かったのですが、今回は彼等とは対比に位置するキャラ、『甲蟲バグ×白虎&水忍』の作品です。
甲蟲バグは前作、『銀翼ジュウリン』で美羽を完膚なきまで痛めつけた主です。彼は伯爵、医師とは違い、ヒロインを徹底的に痛めつけ、嬲り、踏み躙り、責め苦を味あわせるのが好きな族です。
冴と海、七海と一鍬とWデートを楽しんでいた中、甲蟲バグに遭遇してしまう。凶悪なバグの前に全く無力な冴と七海。更には鮫津海、霞一鍬もバグに操られ、絶体絶命……
一応今回は前編となっており、来週には後編も更新したいと思いますので、なんとなく前菜、つまみのような感覚で読んでいただけたらと思います。
ガオホワイト&ハリケンブルー -地獄絵図之巻-(前編)
地面を湿らせる長い梅雨が上がり、その日は晴天に恵まれていた。テーマパークに遊びに来ていた若い男女二人組。女性二人は軽食を買うために列に並んでいた。
「七海さん、今日は本当にありがとうございます」
黒髪が長く、幼い童顔の少女がもう一人の少女にお礼を述べていた。
「もう、そんなに改まらなくていいよ。冴ちゃん、楽しい?」
「は、はい……」
ショートヘアの可愛い顔をした少女は俯き加減の黒髪の少女の顔を覗き込む。黒髪の少女は少し頬を赤く染めながらも頷く。彼女達は地球の平和を守る戦士。黒髪の長い少女は百獣戦隊ガオレンジャーの紅一点、ガオホワイトこと大河冴。ショートヘアのボーイッシュな少女は忍風戦隊ハリケンジャーの紅一点、ハリケンブルーこと野乃七海だった。
七海は同じ戦士の霞一鍬を、同時に未だ初々しい恋仲から進展の進まない大河冴と鮫津海を遊園地に誘った。
「もう海君とはキスした?」
「きき、、キ、キスって!?」
冴はキスというワードを聞くと顔を真っ赤にしながら動揺する。
「冴ちゃんも海君も奥手だもんね…私は見ていて初々しくて好きだけど!」
「そういう七海さんはどうなんですか?」
「私?…今はジャカンジャとの戦いで忙しいから…平和が戻った後、私の方からどんどんアプローチを掛けるわ!一鍬も男らしいんだけど恋愛に関してはダメなのよね~」
顎に指を掛け、首を傾げる七海。その姿を冴は尊敬のまなざしで見つめる。
「冴ちゃん、じゃあ今日は観覧車の中でキスが目標!いいね!」
「…へっ?……ええ~~ッッッ!!!!!」
耳朶の裏まで熱を帯びていそうなくらいに冴の顔は真っ赤になり、困惑した表情を見せる。開いた口は閉じずに暫くの間、フリーズしていた。そして我に返った冴の手を七海は優しく握る。
「冴ちゃんなら大丈夫だよ!海君のこと、物凄く好きなんでしょ?」
「う、うん……」
冴は幸せそうな笑みを浮かべ、七海に相槌を打つ。
「私も頑張るから冴ちゃんも頑張ろっ!」
「はいっ!」
冴と七海の恋愛トークは盛り上がりを見せて終了する。二人の女戦士は重い使命から解放され、一時のWデートを命一杯楽しんだ。だが無情にも彼女達の平穏な時は脆く崩れ去る。
人々が逃げ惑う中を逆行する冴と七海は一鍬、海とも合流する。すると遊園地だった場所は異空間に支配されていき、四人は異空間に呑み込まれてしまう。危機を感じ取った四人はすぐさま変身する。
異空間の支配者と対峙する四人の戦士。戦闘は直ぐに開始され、四人は抜群のコンビネーションで敵を追い詰めていく。そして男戦士、ガオブルー、クワガライジャーが敵に止めを刺そうとしたとき、異変は起こる。
振りかぶった武器を下ろし、力なく項垂れる男戦士。異変に気付いたガオホワイトとハリケンブルーが声をかけるが全く反応はない。すると男戦士達は百八十度振り返り、ガオホワイトとハリケンブルーに向き合うと武器を構えた。
「ブルー!どうしたの!」
「一鍬!」
「クククッ…貴様等の仲間の雄共。俺の能力で支配してやったぜ。ガオホワイト、ハリケンブルー。貴様等に俺様を倒すことが出来れば二人は解放してやるぜ!倒すことが出来ればの話だが、クククッッ!!」
今まで戦ってきた怪物は体から触手が生え、甲蟲の化け物に変化した。怪物はやられたフリをしていただけで最初からガオブルー、クワライジャーを支配し、ガオホワイト、ハリケンブルーを嬲ることが目的だった。
「そ、そんな…」
理解できないこの状況に思わず後ずさりしてしまうガオホワイト。だがその前にスッとハリケンブルーは出る。
「冴ちゃん、諦めちゃダメだよ。こんな奴、早く倒してデートの続きをするんだから!」
「七海さん…そうですよね!」
仲間であり、恋人が敵に操られてしまうという未知の状況に対し、七海も不安や恐怖はあった。しかし親友であり、妹のような存在である冴を目の前に自分が怖がるわけにはいかない。二人は武器を構え、男戦士と甲蟲の化け物に向き合う。
「俺の名はバグ。貴様等の素顔を拝むとするか!」
―ビュンッッ―
(…えっっ?)
それは一瞬の出来事だった。女戦士の前にいたバグは姿を消すと一瞬のうちにガオホワイトとハリケンブルーの目の前に移動し、二人のマスクを切り裂いたのだった。目で追うことは愚か、何をされたか理解できない冴と七海。我に返ったときは二人のマスクは額から割られ、二人とも素顔を晒していた。冴と七海は目を大きく見開いたまま、驚いていた。
「ククッ、今回は小娘二匹か……まあいい。俺はこうやって各々の時代、次元を移動して貴様等みたいな若い雌の戦士を探しては嬲り尽くすのが楽しみなのだ。雌猫とくノ一、俺様がとことん可愛がってやろう!俺の傀儡共、やれ!」
バグの言葉を合図に武器を構えたまま首を項垂れて不動だったガオブルー、クワガライジャーが襲い掛かる。
「ブルー。私、絶対助けるから!」
「一鍬、少しの間、待ってて!」
二人は男戦士の攻撃を軽くいなすと異空間の支配者。バグのもとへ走っていく。バグとの距離が詰まったその瞬間、
「あああっっ!」
「うあああっっ!」
突然、無数の小さな虫柱に包まれるとスーツ全身から爆破が起こる。冴と七海は強化スーツから火花を散らしながらその場に倒れた。
「クククッ、弱い雌ガキどもだ」
「絶対に、負けない!」
「諦めないんだから!」
冴と七海は再び立ち上がる。二人の強化スーツは所々爆発の影響で焦げている。二人とも武器を構え、射抜くような鋭い視線でバグを睨みつける。
「ククッ、実に好い眼だ!これでこそ、これでこそ嬲り甲斐があるッ!」
バグが唸り声を上げた瞬間、バグからは目でもハッキリと見えるくらいの邪気が溢れ出す。
「ひいいっっ!」
「いややっ!」
周り全てをどす黒く染め上げるような邪気に冴と七海は恐怖の余り、尻餅を着いてしまう。体の震えが止まらない。それは今までに対峙してきた敵とは明らか違うレベルが違い過ぎる相手。それでも冴と七海は立ち上がり、武器を構える。だが足を始め、体中の震えが止まらない。
「貴様等の相手は俺ではない」
「うあああっっ!」
「ああっっ!」
冴と七海の全身をガオブルーの二本対の鋭いシャークカッターが襲う。二人の周りを目にも止まらぬ速さで八の字に回転し、切り刻む。そのスピードは二人が地面に倒れ込むのも許さないほどだった。全身ありとあらゆる箇所を鋭い刃が襲い、それぞれ自慢の強化スーツも火花を散らし、スーツに幾筋もの黒い焦げ跡を残していく。
倒れることも許されないまま一分近く切り刻まれた二人。ガオブルーの動きが止まると強化スーツ全身から爆発し、火花を散らしながらゆっくりと倒れるのだった。倒れた後も強化スーツがショートし、所々から火花が散っている。苦痛に顔を歪める冴と七海。満足に動けない二人に男戦士が隣に立つ。
「うああぁぁ…ぶ、ブルー、げぼぉぉ!!!」
ガオブルーは冴の首を掴み、軽々と持ち上げると無防備の腹部に拳を突き入れる。冴は目を見開きながら咽びかえる。
「がぁ…はぁぁ…ぶ、ブルー、やめて!ぐはぁっっ!!!」
冴はブルーに哀願するがブルーは容赦なく冴の腹部を殴りつける。拳がガオスーツの腹部に減り込んだ瞬間、冴の口から胃液が吐き出される。
(か、海…やめてぇ…元の海に戻ってッッ!)
腹部を殴られ、胃液を吐き、やがて吐血しながらも海に正気に戻ることを願う冴。しかし想いは届かない。
「一鍬…グエエェェッ!!!」
七海を仰向けにさせたクワガライジャーはその腹部に容赦なくエルボードロップを決めた。身体つきの良い一鍬の力が肘一点に集まり、華奢な七海の腹部に襲い掛かる。七海は咽び、胃液を吐きながら悶絶する。するとバグから触手が伸び、七海の体は動かぬよう四肢を縛られ、仰向けに固定されてしまう。
「…い、一鍬…一鍬……ゲボォオオッッ!!!!」
クワガライジャーの全体重が七海の腹部に襲い掛かる。二度目を食らった七海は噎せ返り、早くも吐血してしまう。その後もクワガライジャーのエルボードロップは容赦なく続けられた。
「ククッ、イイ様だ!」
バグが目の前に来るとガオブルーは冴を地面に捨て、クワガライジャーはエルボードロップを止める。冴と七海は手首足首を触手で掴まれ、地面の上でX字に仰向けにされていた。バグは冴の胸の前で足を上げるといきなり踏み付け始める。
「ぐぁっ!あがぁぁぁ!うガァァ!!!…」
ガオスーツから微かに膨らんでいる発育途上の冴の胸を容赦なく何度も踏み付ける。当然耐えきれなくなったガオスーツからは火花が上がる。冴も肉体に襲い来るダメージに耐えきれず、咽びかえり、血を吐き出してしまう。
「冴ちゃん!お願いッ、止めてぇぇぇ!!!」
細く小さな体の胸部をバグは連続して踏み付ける。泣きながら咽び、吐血する冴の姿に七海は耐えきれず、バグに止めるよう乞うが聞き入れられるはずがない。バグは一分近く冴の胸を連続して踏み付けたのだった。
「ククッ、ペタンコの胸がまたペタンコになっちまうな!メスの分際でここが無いとはメスの価値も果たせねぇぜ!」
バグはグッタリと視線の定まらない冴を見下ろしながら嘲笑する。そしてもう一匹のメスの所へと移動する。七海は泣きそうな顔でバグを見ている。バグは七海の胸に足を載せると笑みを浮かべた後、冴と同じように一分近く、踏み続ける。
「ぐあぁぁ!あぐぅぅ!!あがぁっっ!!!」
冴とは違い、発育の良い七海の胸が容赦なく踏まれる。シノビスーツも耐えきれずに火花を散らし、胸に描かれているイルカの尾のマークは確認できないほどに黒く焦げ、破損していく。気の強い七海も冴と同様、涙を流しながら咽び、血を吐いてしまう。そして時間を計ったように一分近く踏み続けた足は停止する。
「ククッ、白虎のメスに比べて忍者のメスは胸があるじゃねえか!やっぱメスはこうでないとな!」
暫くの間、バグは七海の胸の感触を踏みつけながら楽しんでいた。七海はぐったりとしており、抵抗することなくバグのやりたいように胸を踏み続けられた。
二人が責め苦から解放された時はぐったりとしており、両手首を触手に捕まれ、甲蟲バグの前に吊るされていた。先程から少し時間が経ち、僅かに体力は回復したのか、二人は苦痛に顔を歪めながらもバグを睨んでいた。
「ククッ、せっかく雄共を傀儡化したんだ。少しお前達にも遊ばせてやる!」
バグが男戦士を操ると冴の前にシャークカッターを構えたガオブルー。七海の前にはスタッグブレイカーを構えたクワガライジャーの姿があった。冴と七海は不安そうな表情でそれぞれ男戦士を見つめる。
「ぶ、ブルー、やめてッッ!ぐああああっっ!!!!」
ガオブルーは両手を大きく広げるとシャークカッターをX字に冴の胸に斬りかかった。ガオスーツは爆発を起こし、胸にはクッキリと黒く焦げた痕が残る。苦痛に顔を歪める冴。だがガオブルーはお構いなしとシャークカッターで冴を連続して斬り付ける。
「あっっ!ぐあっっ!あぐああぁっ!!」
白く綺麗なガオスーツに幾筋もの黒く焦げた線が刻まれていく。
「もうやめてっ!ガオブルー!か、海ッッ!!」
冴は泣きながらバグに操られたガオブルーに哀願する。するとガオブルーの攻撃が止まる。
「か、海?…元に戻ったの?ぎゃああああああぁぁぁぁっっ!!!!!」
攻撃を止めたブルーに対し、一瞬僅かな希望を見出す冴。だがシャークカッターに黒い電流を纏わすとガオブルーの必殺技サージングチョッパーを冴に直撃させる。ガオブルーの必殺技を無防備で受けた冴。スーツの胸部辺りから大きな爆発を起こし、大絶叫を上げた後、首をガクッと落とすのだった。
「一鍬、一鍬!元に戻って!ひいっっ!!い、一鍬…」
七海は腰の辺りをクワガタムシの顎を模したハサミ状ゴウライガジェット、スタッグブレイカーで腰の辺りを挟まれてしまう。挟んだ相手に十万ボルトの高圧電流を流す武器。それは七海も知っていた。
「や、やめてっ!い、一鍬!!うぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
クワガライジャーは容赦なく七海に電流を流すと十万ボルトが七海の肢体を駆け巡る。シノビスーツは全身から爆破が起こり、火花を散らす。七海から絶叫に近い悲鳴が響き渡る。クワガライジャーが攻撃をやめると七海は力なくグタッと首を垂れるのだった。
バグは気絶している二人の足に触手を絡ませると足を開かせ、M字開脚の格好を取らせる。その前にはスタッグブレイカーを構えたクワガライジャーが立っていた。クワガライジャーは股を晒している冴の股間にスタッグブレイカーを挟むと電流を流し始める。
「うぎゃあああああああっっっっ!!!!!!」
冴の股間を十万ボルトが襲う。ガオスーツに身を守られているものの、耐久力を上回る電流に当然ガオスーツは耐えきれず爆発を起こし始める。
「冴ちゃん!一鍬、やめてっっ!!」
七海の横では好いた想い人が親友である冴を痛めつけている。一鍬に向かって悲痛な叫び声で哀願するが、操られている一鍬に聞き入れられるはずもない。その間、冴はずっと股間に電流を流され、絶叫していた。
「ぅぁぁっ……」
「さ、冴ちゃん!冴ちゃん……」
電流責めから解放された冴を七海は泣きそうな声で名を呼ぶ。だが、俯いたままグッタリとしている冴から反応が返ってくることはなかった。そんな中、クワガライジャーは次の獲物をと言わんばかりに冴と同様、七海の股間にもスタッグブレイカーを挟む。
「ひいいっっ!い、一鍬……」
七海は消え入りそうな声で一鍬の名を呼ぶ。目の前には共に戦っているシノビスーツを纏ったクワガライジャー、霞一鍬の姿。いつもと変わらぬ姿なのだが、今の二人には心を通わすことは出来ない。心無いクワガライジャーは大切な人に電流を流し始める。
「うぎゃあああああぁぁぁぁ!!!!!い、一鍬!!!やめてっっ!やめてぇぇ!!いぎゃあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」
空気を切り裂くような鋭い音と共に電流が七海の股間を襲う。シノビスーツは耐えきれず、何度も爆発を起こす。股を焼かれるような激痛に七海は絶叫するしかない。電流は暫く流され、その間も七海は悲鳴を上げ続けるのだった。
電流から解放された七海。今二人はバグの触手に両手首を拘束され、吊るされたまま頭を垂れていた。バグは二人を目の前に移動させると前髪を掴み、無理矢理に顔を起こさせる。
「クククッ、いい様だ!仲間であり、好いている者に責められる気分はどうだ?ん?」
「…さな、い…絶対に…許さないわ…」
「アンタなんか倒して…一鍬と海君を取り戻すんだから!」
もはや刃向う気力すら残っていないと思われた女戦士二人からはバグに抗う言葉が吐かれた。少々驚いた表情を浮かべたバグだが、その顔は直ぐに邪悪な笑みに染まる。
「雌ガキの分際でなかなか頑張るじゃねえか!貴様たちの評価を改めてやろう!お前達、この雌共の乳房を可愛がってやれ!」
バグに命令されると男戦士達はそれぞれの女戦士の背後にまわり、身体を密着させると胸を鷲掴みにする。
「きゃあっっ!やめてっ、海ッッ。い、いたいっっ!」
「一鍬!やめなさいっっ!ぐああっっ、ッッ!」
男戦士達は両手に力を込めて容赦なく、スーツの上から冴と七海の乳房を握り潰す。それは優しく感じるような愛撫ではなく、柔らかな乳肉を握り潰す拷問のような責めだった。余りの痛みに冴と七海の表情が歪む。バグは女戦士の前に立つと冴と七海の股間を掴む。
「雌ガキども、もっと極上の悲鳴を俺に聞かせろ!」
「ぐあああああっっっっ!!!!」
「うあああぁぁぁっっっ!!!」
目で見ても確認できるほどに凝縮された電流が轟音と共に冴と七海の股間を襲う。性器を電熱に焼かれていく激痛に冴も七海も激痛に表情を歪め、絶叫する。だが女戦士達への仕打ちはこれだけでは止まらない。背後から胸を握り潰している男戦士達の手からもバグ同様、電流が流れ出す。
「ひぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
「うぎゃああああああっっっっっ!!!!!!」
二人の胸にバグにも劣らずの電流が流れる。胸や股間という大事な箇所を電流で焼かれる少女。冴と七海は激痛に耐えきれず、辺りには大絶叫が響き渡る。
「クハハッッ!実に良い悲鳴だ!もっと良い声を聞かせろ!」
「ひぎゃあああああああああああああっっっっっ!!!!!!」
「ぐぎゃあああああああああぁぁぁぁっっっ!!!!!!」
辺りを切り裂く一段と強い轟音が辺りに響き渡ると冴と七海の胸と股間には先程よりも比にならない電流が流れ出した。二人とも目を見開き、首を大きく仰け反らし、開いた口からは舌が震えているのが分かる。強化スーツを着用しているにもかかわらず、体の細胞一つ一つまで破壊していくような電流が襲う。電流に耐えきれない冴と七海は大絶叫を上げていたと思うとガクッと首を落とし、そのまま失神してしまうのだった。だが失神したにもかかわらず、電流は暫くの間流され続けるのだった。
(これ位じゃ死ぬはずがないが、少し回復しといてやるか。まだまだ楽しませてもらうぜ、正義の雌ガキさんよ!)
甲蟲バグは傷ついた冴と七海に手を翳すと二人の傷ついた身体は見る見るうちに回復していく。蟲の化け物に捕らわれた女戦士に襲い来る地獄はまだ序の口であり、これから幕が上がるのだった。
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続きが気になりますね。後編では二人がどのような責め苦を味わうのか、楽しみで仕方がありません。こういう作品は大好きです。
Re: タイトルなし
初めまして、灰暗さん。コメントありがとうございます。
二人には肉体的には勿論、今度は精神的にもボロボロになって頂こうと思います。後編も書き上がっておりますので、今週の土曜にアップいたします。
二人には肉体的には勿論、今度は精神的にもボロボロになって頂こうと思います。後編も書き上がっておりますので、今週の土曜にアップいたします。