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子供が雌猫を堕とす!

 ヒロピンについて本気出して考えてみたら いつでも同じ所に行きつくのさ♪ と全く同じ原点思考に戻るmengeleです。

 さて本日もSS作品をアップしようと思います。標的は麗しの白虎です。
唐突ですが、皆様はヒーローショーって行ったことありますか?私は残念ながらありません(汗
 しかし今のご時世、動画サイトにアップされている昔のヒーローショーなどを観ますと子供たちの声援って凄いですね!恐らくは私も幼少で間近に観たなら、喉が張り裂けんばかりにヒーロー、ヒロインを応援したのでしょう。
ショーや戦隊TV作品でも同じよう、その声援は正義の戦士に途轍もない力を与えてくれるのでしょうね。
 ただもう今は穢れに塗れた大人。もし子供たちの声援が力ではなく、逆に枷になってしまったら……と考えまして、PCの前で一気書き!そして完成。

 一応書き終わり、推敲する前にふと我に返ると途方もない疲れ……何事も一気○○っていうのは、体には良くないようです。(昔は大丈夫でしたから、歳を取ったせいもあります)

 健気に頑張る可愛い白雌猫ちゃんを楽しんでいただければと思います。


 子供が雌猫を堕とす!


「やっと追いつめたわ。ツエツエ、今日こそは倒してやるわ」
 人里から離れた廃工場の中では正義と悪、二人の姿があった。一人は白いスーツに身を包んだ戦士。マスクはホワイトタイガーをモチーフにしたような模様や耳の形状となっており、胸にも虎が描かれたワッペンがスーツに縫い付けられ、腰にも金色に輝く虎の印が彫られたベルトをしていた。
 一見すると彼女は子供の頃、テレビで観たことのあるスーパー戦隊の戦士そのものだったが、まさしく彼女の正体は百獣戦隊ガオレンジャーの一人、ガオホワイトだった。
 体は小さく、声もまだ幼さが残る戦士。彼女の名は大河冴。元は十七歳の東京武道専門学園に通う普通の学生だった。
 時は冴がガオレンジャーになって早一年近くになろうとしていた。地球を邪気で満たそうとする邪悪な鬼の一族オルグとの戦いは最初の頃に比べ、熾烈を極めてきた。
 冴以外の他の男戦士も常にオルグの動向に気をつけ、巡回や怪しい場所の調査など欠かさなかった。それは冴も同じであり、「女だから」という理由で他の男戦士と一緒に行動するのは冴自身、気が引くことだった。
 そんなオルグの調査をする中、ガオホワイト/大河冴は額から一角獣のような立派な角を生やした女性の姿を見かけると直ぐに変身し、廃工場まで一人、後を追ってきた。
「フフッ。相変わらず威勢だけはいいわね、子猫ちゃん」
 黒衣に身を包み、額からは大きな角の生えている妖艶な女。その正体はオルグの幹部、ツエツエだった。ガオホワイトとツエツエは互いを「おばさん!」「小娘!」と罵り合う中で今日までも幾度となく、戦闘を繰り広げてきた。
「相変わらず馬鹿ね。貴方はここへ私を追い込んだのではなく、私にここへ誘われたのよ」
「なんですって!」
 ツエツエが杖を地面に付いた瞬間、
「うぁああああっっっ!!!」
 地面から廃工場を覆うような黒く毒々しい邪気が沸き上がる。
(な、何……!?……この、禍々しい邪気……か、身体から力が抜けるぅ……)
 一度は死して地獄に落ちたツエツエ。だが復活を遂げたツエツエはハイネスデューク達からオルグの巫女として認められ、一目置かれる存在となっていた。今までとは比較にならない強さを手に入れたツエツエの前にただガオソウルを帯び、変身して戦う白き女戦士に勝つ見込みはゼロに等しかった。漆黒の邪気よりも遥かに濃紺なる闇の瘴気を浴び、吸ったガオホワイトはその場に力なくうつ伏せに倒れてしまい、気を失ってしまうのだった。


 廃工場で意識を失ったガオホワイト。中央には石で造られた寝台があり、その上でガオホワイトは寝かされていた。丁寧にマスクだけは脱がされ、素顔だけを晒している。禍々しい邪気を吸い込んだ冴は未だ目を覚ます気配はなかった。
 その傍らで呪文を唱えているのはオルグの幹部ツエツエ。何やら妖しげな儀式を執り行っている。
 ツエツエが黒魔術のような呪詛を唱えていると宙にフリスビーくらいの円形魔法陣が三つ現れる。その位置は冴の胸と股間の真上だった。
「オルグの巫女。ツエツエを以ってオルグの宿敵、ガオの戦士に邪装身具を取り付けたまえ」
 ツエツエの持つ杖が紫色に光り出すと、空中に描かれている魔法陣も呼応し、紫色に光り出す。
 魔法陣から大気が焼かれるような轟音が響き渡るとガオホワイトの乳首、陰核目掛けて電流が打ち込まれる。
「うぁああ――ッッ! ――ッッ……あああっ!」
 突如、胸と股間が痺れ、焼かれるような感覚に意識を覚醒させられる。
 魔法陣から発せられる電流は雷の如く、胸の頂、恥丘に一直線に打たれていた。
「――ァァァッ!」
 紫電の雷に打たれていたのはおよそ三十秒。ツエツエの執り行った儀式は電流が止み、魔法陣が消えることで終了したのだった。
(ううっ……わたし……ツエツエを追いつめたと思ったら逆に罠に嵌ってしまって……)
 意識を取り戻した冴はその場に立ち上がるとツエツエが目に飛び込んでくる。
「ツエツエ!」
 冴は体に邪気が残りながらも腰を低く落とし、構えの姿勢を取る。
「フフッ、これからあなたと楽しい遊びをしようと思ってね。もうあなたの体には仕込ませてもらったわ。ガオホワイト」
「ああっ!」
(な、何!? ……胸と、股に……変な感じが……)
 冴はツエツエに名前を呼ばれた瞬間、胸や股に軽い電流が走ったような衝撃を受ける。冴が両手で胸を覆い、内股になる姿を見たツエツエは口角を吊り上げる。
「あなたが気を失っているうちにオルグの邪道具、邪装身具。ピアスほどのリングをあなたの乳首と陰核に取り付けたのよ」
「そ、そんなこと!」
「このピアスを付けられた者は名前や渾名を呼ばれ、自分と認識してしまうとピアスは反応し、軽い電流が流れるの。おわかり?小娘」
「うああっっ!」
 ツエツエに名を呼ばれた冴は再び電流が流れると、身を屈めてしまう。
「さあ!楽しい時間の始まりよ、小娘」
 小娘というワードに反応した冴は、また微弱電流が流れる。ツエツエは不敵な笑みを浮かべて、冴を目掛けて襲い掛かる。
(こ、こんな状態じゃ、まともに戦えないわ……)
 ツエツエから距離を取ろうとする冴だが、
「逃げるな、雌猫!」
「うぁああっっ!」
 ツエツエに呼ばれた言葉が自分のことだと認識してしまった冴は、身体を押さえ、その場に蹲ってしまう。
「アハハッ、あなた自分のこと、雌猫だと思っているの?これは傑作だわ! 雌猫! 雌猫! 雌猫!」
「ああっ、あああっっ!!!…や、やめてっっ!!!……」
 何度も名を呼ばれ、地面の上を転げ回る冴。微弱電流が絶えず、可憐な胸と秘所の突起に流れる。
「オーホッホッ、小娘、情けない姿だわ。オバサンと言われた恨み、その身を以て償わせてあげるわ」
「あぁああああっっっ!!!!」
 仰向けに倒れている冴の股間にツエツエの武器の杖の先端が当てられると邪気が放たれる。冴の股間は邪気に焼かれ、ガオスーツからは絶えず爆発が起こる。邪気は空気を切り裂き、異様な音を響かせながら、冴は暫くの間、ツエツエに股間を邪気で焼かれるのだった。


(うぅ…ぅぁぁ……)
 あれからツエツエに股間を邪気で焼かれ続け、漸く解放された冴。白く綺麗だったスーツ、全身は土で汚れ、股の部分は黒く焦げていた。
「ウフフ、雌猫。これから楽しいショーの始まりよ」
 ツエツエがツボに入った怪しい水を撒くと辺りから十体近くのオルゲットが出現する。
「フフッ、小娘、あなたにはこれからこのオルゲット達と一対一で戦ってもらうわ。そうそう、あなた一人じゃ可哀想だから応援団を連れてきてあげたわ」
 ツエツエが指を鳴らすと廃工場の中に大きな檻が出現する。するとそこにはまだ幼稚園や小学校低学年くらいの子供たちが捕まっていた。
「ツエツエ、子供たちには関係ないわ。早く解放しなさい!」
 人成らざる者、オルゲットに囲まれて、怯える子供達。中には泣いている子供もいる。冴は子供を解放することをツエツエに訴えるが、ツエツエは邪な笑みを浮かべている。
「ウフフ、少し元気になってくれて嬉しいわ。いいわよ。子供たちを解放してあげるわ。ただし、貴方がこのオルゲットを全部倒せたらの話……どう?」
「いいわ!オルゲットを倒して、あなたも倒して、必ず子供たちを救ってみせるわ!」
 冴はオルゲットを前に腰を低くし、構えの姿勢を取る。普通ならば難なく倒せる格下の相手。だが今の冴には大きなハンデがある。
「はぁああっ!」
 冴は勇ましい声を上げ、オルゲットに向かって走っていく。
(フフッ、雌猫。あなたは敗北するのよ。それも人間の子供たちの応援によって狂い果てるがいいわ)
 ツエツエが子供たちの声を出せるようにした瞬間、
「お姉ちゃん、頑張って~」
「ガオホワイトっ! 負けないで!」
「あぁああああっっっ!!!!………」
 冴の乳首と陰核に微弱電流が駆け巡ると、躓き、そのまま倒れてしまう。オルゲットは冴に近づくと容赦なく、蹴り倒す。
「ああっ!」
 オルゲットに蹴倒された冴は直ぐに起き上がろうとするが、
「お姉ちゃん、頑張れー」
「ガオホワイトっ!」
「くぁああッッッ!!!!…」
 女の性感部分を微弱電流で打たれ、冴は四つん這いのまま動けずにいる。オルゲットは冴のお腹を下から蹴り上げる。
「ぐはぁっっ!」
 冴の体は宙に浮き上がり、受け身も取れないまま地面に落下する。倒れている無防備な冴の胸部にオルゲット達の足が圧し掛かる。
「ぐはぁぁっっ!!」
 胸部が砕けんばかりに踏まれる。オルゲットは容赦なく冴の未発達な胸を踏み躙る。劣勢に追い込まれていく冴に対し、純粋に子供たちの声援が掛けられる。
「ガオホワイト、頑張れ~!」
(はうっっ!!!あぁぁっっ!!!)
 子供たちの声援で名を呼ばれた冴。小振りな胸はガオスーツを押し上げて突起は浮いている。オルゲットは知ってか知らないか、胸や腹部、股間を執拗に攻撃する。
(こ、このままじゃやられてしまうわ……)
 冴は愛用の武器、タイガーバトンを取り出すと押さえ込んでいたオルゲットに殴りつけ、なんとか窮地を脱する。タイガーバトンを所持した冴。その強さを知っているのか、オルゲット達も一定の距離を保ち、近づけずに警戒している。だが均衡はすぐに突き崩される。
「オルゲット。今のガオホワイトなど取るに足らぬ弱い戦士。目の前にいるのは若き雌の猫。さあ、やっておしまい!」
 ツエツエに名を呼ばれた冴は胸や股間に微弱電流が走ると身を屈める。戦闘態勢が崩れた瞬間、冴を囲んでいたオルゲット達は一斉に襲い掛かる。
「はっ、やあっ!」
 身を崩しながらもオルゲットの攻撃をかわし、タイガーバトンを叩き込む。攻撃を受けたオルゲットは倒れ、動かなくなる。次々と襲いかかってくるオルゲットを素早い動きでかわした後、しっかりと攻撃を決めて確実に倒していく。
 その間、ツエツエは微笑を浮かべたまま動きを見せない。子供たちは相変わらず正義の味方、ガオホワイトを応援するために全力で声援を送る。
 子供たちの声に乳首や陰核に取り付けられているリングからは微かな電流が流れるが、冴は気を引き締めてオルゲット達を退治していく。微弱電流に襲われながらも懸命に耐え戦う冴。額にあぶら汗を浮かべ、いつもより時間は倍以上かかったがなんとかオルゲットを殲滅したのだった。
「フフッ、雌猫。よく頑張ったわね」
 雌猫と呼ばれ、乳首や陰唇に電流が流れると反応してしまい身を屈めてしまうが、すぐにツエツエの方を睨みつける。
「第二ラウンド開始。チェーンオルグ、忌まわしい雌猫を倒しておやり!」
 ツエツエの声とともに姿を現したのは全身に鎖が絡み合って人型の姿をしており、顔の奥に真っ赤な目だけ確認できる無機質な化け物だった。
 戦いが長引けば長引くほどに不利になるのは理解している。冴はタイガーバトンを強く握るとチューンオルグに向かっていく。
「やあっ! たあっ!」
 小柄ながらもタイガーバトンを使い、素早い動きで叩いたり、突いたりと攻撃を仕掛ける。得意のスピーディな連続攻撃は変幻自在の技は敵を翻弄し、圧倒するガオホワイト十八番の戦法。
 動きに合わせて体重を乗せたタイガーバトンから繰り出される攻撃は冴よりはるかに大きい体躯のチェーンオルグを後方に下がらせる猛攻だった。
――倒せる!――
 必死の中でも勝利の自信が湧いてきた瞬間、
「お姉ちゃん! 頑張れ~~!!!」
(うあああぁっ……!!!!)
 チェーンオルグにタイガーバトンを振り下ろそうとしたとき、乳首や陰核から鋭い衝撃が走る。タイガーバトンは振り下ろすことができず、その場に固まってしまう冴。無防備に晒された腹部にチェーンオルグの拳が減り込む。
 鉄で生成された化け物の拳が突き上げられると冴は宙を舞い、ろくに受け身も取れずに地面に背中から叩きつけられる。
「ぐはああっ!」
 地面の上で身を弓なりに反りあがると横たわり、腹部を押さえて悶絶する。冴はすぐに構えようと足に力を入れるが、下半身から力が抜けてしまったよう全く動かない。
「ああっ!」
 冴の首はチェーンオルグから伸びた鎖に絡め捕られ、締め付けられてしまう。
(ううっ…こ、このままじゃ、子供たちを助けられない……でも、わたしが頑張らないと……)
 手から離さなかったタイガーバトンを強く握り、鎖を断ち切ろうとするが、
「ほーら! みんなでもっと応援しないとガオホワイト、負けちゃうわよ」
「いやだっ! お姉ちゃん負けないでっ!」
「ガオホワイト、がんばれーーッ!!!」
「くあああぁぁぁ!!!!……」
 子供たちに声援を送られると冴に再び電流が走る。声援が大きいためか先程よりも電流は強く、気が緩んだせいで手からタイガーバトンはすり抜け、地面に落としてしまう。
 ガオホワイト専用の武器を失い、戦況は悪化していく。そこへ追い打ちをかけるようチェーンオルグから邪気の込められた電流が流される。
「ぐああああっっっ!!!!」
 黒みを帯びた電流が冴の体に到達するとガオスーツから爆発が上がる。乳首と陰核に流れる微弱電流とは明らかに違い、体には痺れや焼けつく痛みが残る。
(ッ……い、痛いわ……でも、ここで諦めたら…子供たちが……)
 女の大事な突起にリングをはめられ、子供の声援に微弱電流が流れる中でオルグと戦うという絶対的に不利な状況。それでも正義の戦士ガオホワイトはどんな窮地に立たされようとも諦めることなく、子供たちを助けるために懸命に戦う。その姿は尊敬に値するスーパー戦隊ヒロインに相応しい姿だった。
 しかしオルグという化け物に正義の戦士がやられてしまうという構図を目の当たりにして一番驚き、不安に駆られているのは子供たち。
「お姉ちゃーーん! 負けちゃいやだよ!」
「ガオホワイトぉ……!!! いつものようにカッコよく倒してっ!」
 正義の戦士、ガオホワイトを応援しようと喉が張り裂けんばかりに声援を送る。
「……うぁぁ……!」
 今まで以上に強い子供たちの声が冴の性感帯を刺激し苛む。意識は飛びそうになり、気を抜けば今にも絶頂を迎えてしまい、快楽という名の海に落ちてしまえば二度と戻ってこれない崖の端まで追い詰められている。
 チェーンオルグは体から数本鎖を生やすと冴の手足を拘束してしまい、十字に縛りあげてしまうと放電を開始する。
「ぐあああっっっ!!!!」
 再び身体に電流が流れ、白いスーツからは所々火花を散らし、爆発が上がる。
(うぐッ……今、子供たちを助けられるのは…わたしだけ……負けてられないわ……)
 電流を浴びせられながらも正義の意志は挫けておらず、チェーンオルグに鋭い視線を送る。
 その傍らに近づいてくるのは黒衣の魔女ツエツエ。冴の顔を見ると、耳まで裂けるような笑みを浮かべる。
「フフフ、子供たちの声、うるさいでしょ。快楽に呑まれて早く楽になってしまえばいいものを」
「わ、わたしは負けない! わたしはガオの戦士。麗しの白虎、ガオホワイトよ!……うぁあああッッ――!……」
「アハハッ! 自分で名前を呼んで感じちゃうなんてバカな小娘」
(最後の堰を絶ち切ってあげるわ)
 ツエツエが冴の首元に杖を当てると――
「イヤーーッ! お姉ちゃん、負けないでーーーッ!」
「お姉ちゃーーーん! 頑張ってーーぇぇ!!!」
 ガオホワイトに送られる純粋であり無邪気な子供たちの声援。絶体絶命に追いこまれた時、正義の戦士に力、勇気が湧いてくる状況と云えばこれ以上のシチュエーションはないであろう。
 だが今のガオホワイト、冴には違っていた。子供たちの声援――それは冴を快楽の地獄に誘う魔の響きに過ぎない。
「――ぅぁぁぁ……」
 下腹部から膨らみ続けていた衝動はついに耐えきれなくなり暴発する。冴の目は宙を泳ぎ、焦点が合っていなかった。
 ものの数分前まで瞳の中に強い闘志を光らせていたのだが、それもまた強がり……実際にはいつ崩れ落ちても仕方のない状況を限界まで引き延ばしていただけだった。
 子供たちの声援に耐えきれず、ついには絶頂を迎えてしまう。さらに我慢に我慢を重ねていた状況から解き放たれた開放感にお漏らしまでしてしまうのだった。
「あらあら! ガオホワイト、お漏らししちゃったの! このままじゃ負けちゃうわ~。みんな、もっともっと応援してあげて~」
「お姉ちゃーーん!」
「ガオホワイト、がんばれーーッ!」
「……ぁああーーッッ!」
 子供たちの声に性感帯に取り付けられている装身具は反応し、弱弱しい電流が襲う。チェーンオルグからも電流が放たれる。白きスーツは破裂するように爆発が上がり、冴にダメージを与えていくが、いつしか邪気を帯びた電流も冴にとって少しずつ痛覚が快楽へと変わりつつあった。
(もう八割方、快楽の沼に沈みきっているわ。あとは仕上げるだけ)
「チェーンオルグ、ガオホワイトをあなたのモノで慰めておやり」
 冴は地面に投げ出され、股を大きく開いた格好にされる。足を閉じようとも太股辺りまで鎖が巻き付けられているため、閉じることはできない。
 目の前には股間から電極棒を突き出したチェーンオルグが立っている。
「いやああっ……!」
 チェーンオルグにスカートを捲られてしまうと愛液、小水で汚れた陰部が露わになる。チェーンオルグは冴の陰唇部に己の逸物、電極棒を当てると力任せに一気に押し込んだ。
「いぎゃああああああぁぁぁぁぁ!!!!」
 必要以上にダメージを負ったからか?それ以上に冴自身のガオソウルが乱れているためか、チェーンオルグの電極棒はガオスーツをいとも簡単に突き破り、冴の膣内に突き刺さる。
(……はぁぁ……わたしの初めてが、オルグに奪われるなんて……うぅっ……)
 冴の憧れていた白馬の王子様に捧げる処女は宿敵であるオルグ魔人に奪われ、ガオスーツには純潔の赤い証が滲んでいた。
 チェーンオルグは憎き敵であるガオの戦士の肉体を蹂躙しようと冴に覆いかぶさり、激しく腰を動かす。
「うぎゃあああぁぁぁぁっ!!!!」
 オルグ魔人の雄々しき電極棒は冴の膣内を激しく突き、掻き回す。先程からの子供の声援で膣内は十二分に潤い、受け入れる準備は万全であったが、十七歳の小柄な少女の穴は小さく、さらに成人男性のモノよりも二回りほど大きいオルグの金属製のモノは冴にとって大きすぎであり、限界まで拡げられていた。衝動の赴くままに膣壁を掻き乱されるのだから堪ったものではない。
 それは子供たちから見ればガオホワイトは怪人に押し倒され、何か痛いことをされており、ピンチに陥っている状況に映る。
「いやああっ! お姉ちゃん、負けないでぇぇ!!!」
「ガオホワイトぉぉ!!!」
「白いお姉ちゃんがんばれー!」
 正義の戦士、ガオホワイトのピンチに檻に閉じ込められている子供たちは喉が張り裂けんばかりに応援を送る。
「あぁぁっ! んんっ! んぐぅ……」
 一際高い声が廃工場に響きわたると体はすぐに反応を示し、冴はビクンと体を波打たせる。
(だ、ダメっ……わたし…オルグに犯されているのに……胸と股間がビンビンになって……気持ちよくって……うああっっ!!!……ここで負けちゃダメっ!)
 今にも快楽地獄に堕ちてしまいそうな状況を歯を食いしばって、懸命に踏ん張って耐える。
 しかしその間も暴虐的に鉄の塊が膣道を往復する。柔肉が擦り切れんばかりに激しく擦られ、冴の頭の中は真っ白になっていき、何も考えられなくなっていく。
「まだ耐えているの?とっとと堕ちてしまうがいいわ。小娘! 小娘! 小娘!」
「――くあぁぁっ!……」
 ツエツエの言葉に冴の神経は反射的に感じてしまい、目の前でバチバチと光が弾ける。
 ギュッと目を瞑り、オルグからの凌辱に耐える冴。色白の顔は頬が上気し、いつしか口は開きっぱなしになり、だらしなく涎を垂らしている。
「ま、負けない……わたしは、負けないんだからぁ!……くあああぁぁぁ!!!!」
 言葉で自らを鼓舞し、未だ抗う姿勢を見せる冴。絶対に子供たちを助けるという正義の信念が彼女を強くさせ、戦意を向上させる。
 しかし意思とは裏腹に鎖の解かれた冴の足はチェーンオルグの体にギュッと絡みついている。
「あああっ! き、気持ちいいっ! チェーンオルグ……負けないわよ……はぁんッッ!!!」
 鉄の塊が一心に淫裂に打ち込まれる。加虐的なストロークは膣壁を削り、子宮口を責めたてる。
 鉄鬼から受ける凌辱に冴の体は徐々に感化され、体はもちろん、脳にも甘い刺激が流れ続け、蕩けさせていく。
「はぁんっ! チェーンオルグぅ……まけ…ない……あっ、ああっ!アァンッッ!!!」
 チェーンオルグの激しいピストン運動は冴の思考、意思を溶かしていき、快楽だけが残る結果となり、どこまでも無限なる快楽地獄の海に堕ちていくのと反比例するよう絶頂なる高みへと昇り詰めていく。
「も、もうダメェぇ……!……――ぁああッッッ!!!!………」
 チェーンオルグに圧し掛かられた冴は甘美なる絶叫とともに体が弓なりに反れ、体全体をビクビクと数秒間、痙攣が起こる。
 ものの数秒、ユートピアに意識が飛んだ冴はすぐに自我に返ると呼吸を整えていた。自分を浚っていった快楽の波が徐々に引いていき、落ち着きを取り戻していくことを感じる。ガオホワイトはオルグ魔人に凌辱され、さらには絶頂にまで導かれてしまう始末だった。
 だが無垢なる少女はこの程度では終わらない。オルグによって体内に刻み込まれた快楽。絶えず襲いかかる子供たちからの声援と乳首、陰核を苛む微弱電流。
「ふぁあぁっ!!!……ま、またぁ……!!……だめぇ!…気持ちいいッ!!!……」
 オルグに凌辱されながらも鼻にかかった舌足らずな可愛い声で喘ぐ冴。正義の戦士としての使命の炎は吹き荒れる快楽の前にもはや風前の灯火であった……


 あれから数時間が経過した。工場の中で繰り広げられているのは正義の味方、ガオホワイトとオルグ魔人の性交ショーは変わりなく続けられている。
 子供たちは泣き叫び絶叫する子、いまだ声援を送り続けている子、もう諦めて泣きじゃくっている子など様々な声が響きわたっていた。
「はぁんっ! チェーンオルグっ!!……ん……あぁんっ! き、気持ちいいッ!!!」
 今や快楽地獄に堕ち、肉体が悦ぶことを本能の赴くままに行っている正義の少女。仰向けになったチェーンオルグの上で懸命に腰を揺り動かし、性の享楽を貪っていた。
「ふぁあぁぁ!!……ぁあぁっ――!……」
 チェーンオルグから邪気の込められた電流が発せられると冴の胎内は焼かれていく。だが冴は膣が焼かれ、痺れる痛みを笑みを浮かべて堪能している。
「び、ビリビリ……気持ちいい……はぁんッッ! も、もっと激しく突いてぇぇ!」
 性行為とは縁のない容姿をしている黒髪の美少女は自ら淫語を並べ、オルグ魔人を誘って交わる悦びを味わっている。そんな宿敵であるガオホワイトの堕落っぷりをツエツエは満足そうな笑みで見ていた。
「フフッ、ガオホワイト。私たちオルグのアジト、マトリックスに来ればもっとたくさんのオルグ魔人とセックスさせてあげるわよ」
「……本当ですかぁ! もっと…もっと激しくセックスしたいですっ!」
「聞き分けのいい雌猫ね。オルグに忠誠を誓うなら子供たちの前でもっと激しく腰を振って、忠誠を見せてちょうだい」
「は、はい……ん…んんぅ……あっ! ぁあんっ……!……」
 憎き宿敵、ツエツエの言葉を素直に受け入れるとチェーンオルグの腹部に手を当て、小刻みに腰を動かす。体に張り付く全身タイツのような白いスーツを着た少女が鎖で形成された鉄の化け物の大きな体躯に跨り、腰を揺さぶっている姿はとても健気なさまであり、淫靡な姿にも映る。
 檻に囚われている子供たちの声はしっかりと冴に届いてはいるが、その声は冴に勇気や力を与えるものではなく、冴の性欲を煽り、快楽を増幅させるものでしかなかった。
 パワーアニマル、ガオタイガーに選ばれしネオ・シャーマンの戦士ガオホワイトこと大河冴はオルグの前に身も心も快楽に染まり堕ちていった。
 その後、マトリックスに到着し、邪装具を外されて我に返った冴は子供を助けられなかったことや、自らの犯してしまった行為に耐えきれず、泣き叫んだ。百獣戦隊ガオレンジャーの紅一点、ガオホワイトの慟哭はいつまでもマトリックスに心地よく響き渡っていた……
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No title

ガオホワイト、いいですね~
子供達の声で感じちゃうというのがたまらないですね(笑)
この子供達が本物であれ偽物であれ、どちらにしても展開的に美味しいですね~
本物の子供達ならおち○ぽを凶悪武装して、ガオホワイトの前に立ちふさがる展開とかいいかも……(*´ω`*)

ガオホワイトは罪悪感に見回れたり、正気に戻ってと言うけれど
「先に堕ちたのはお姉ちゃんの方」
と言われ、電流とショックが自身を襲い耐えられなくなり……
そのまま、子供達に名前を呼ばれながら筆下ろし便器になって、
これまで一時的に快楽に負けてただけだったガオホワイトか精神的に完全に壊れちゃうのとか面白そう

Re: No title

こんばんは、yorotoruさん。
子供の声援を受けて立ち上がる戦士を見て、何故かこのようなことを思ってしまった不埒な者です(笑
子供に凶悪武装も考えたのですが、他のヒロインで書きたいと思います。桃プテラちゃん、リシヤ族の姫とか……^^

子供たちに言葉責めされた方がよりショックが大きく、冴では耐えられず、精神崩壊しちゃいそうですね。
毎回、創作意欲を掻きたてるコメントありがとうございます。シチュを妄想して私自身が楽しんでおります^^

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Re: No title

初めまして。秘密のコメ、ありがとうございます。

現在リクは受け付けておりませんが、ヒロインが大好きですので書いてはみたいです。
その回をご要望ということですが、原作にとらわれず、内容(結末)は好きなように書いていいということでしょうか?
戦隊ヒロイン語録
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Author:mengele
屈折し、歪んだ愛を戦隊ヒロインに捧げている愚の触手生物

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