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ホワイト・イヴ

 メリークリスマス!どうも、こんばんは。クリスマスを迎え、今年も残り僅かとなりました。そんな中、今年最後の更新をしたいと思います。

 今回は前サイトをやっていた頃に書いた作品をアップします。作品は麗しの白虎メインです。冴がツエツエに拉致され、冴を偏愛する男と性夜を過ごします。普通ならば守るべき相手側、一般の人間に犯されるウブな娘。もう哀れでなりません!(嘲笑)
この作品を書き上げてから、もう何年経つのでしょう……我ながら昔から変態チックな作品を書いていたのだな~と思いに耽ってしまいました(恥)
作品は昔のままで出すのはさすがに文章が…(汗)でしたので少しは加筆修正しましたが、内容は以前書いたものと変わっておりませんので、過去読まれた方、新たに読む方も楽しんで頂ければと思います。

 今年一年もブログに訪れ、様々な作品を読んでいただいだ皆様方、お世話になりました。今年最後の更新ですので挨拶も兼ねたいと思います。それでは皆さん、良いお年を~。


   ホワイト・イヴ


(……どうして……どうして、こんな目に逢わなければならないの……私は…地球を守るために……必死に戦ってきた戦ってきたのに………)


 イルミネーションの輝きで綺麗に彩られる街中。黒髪が綺麗な幼顔の少女は街をパトロールしていた。彼女は大河冴。百獣戦隊ガオレンジャーの紅一点、ガオホワイトとしてオルグと戦う少女だった。そんな冴の目の前をオルゲットらしき姿が通り過ぎる。冴はオルゲットの消えていった方へと向かうとそこは行き止まりだった。冴はその場で首を傾げ、立ち止まっていた。だが冴の足元から瘴気が立ち込める。知らぬ間に瘴気を吸引した冴は意識を失い、その場に倒れてしまうのだった。


 冴が目を覚ますと人間達が利用するホテルの一室にいた。冴は辺りを見回すが、そこは冴の知っているホテルとは全く違う所だった。SM器具、ガラス張りの浴室、天井や壁に大型の鏡が備え付けられていた。見慣れない部屋に辺りを見回していた冴に黒衣を纏ったオルグの女幹部が姿を現す。
「…ツエツエ……」
「…フフッ、ここに来るのは初めてよね、小猫ちゃん。ここがラブホよ」
「ラブホ??……!!!!!」
冴は言葉の意味を理解すると顔全体、耳の裏が一気に熱くなるのを感じた。
「私をこんな所へ連れてきて一体どういうつもりなの!!」
冴は恥ずかしい気分を大声で発散するかのごとく怒鳴り、ツエツエに訊ねた。
「此処へ来たらヤルことは決まっているじゃない。入ってきなさい!」
ドアが開き人間が一人、入ってきた。年齢は二十歳くらいなのだろうか?太っていて額には脂汗を浮かべている。その容姿は脂ぎった豚のような顔をしており、ルックスも最悪の部類。それよりも冴は男を見た瞬間、この男から感じるねじ曲がった邪な心に対し、生理的恐怖を本能が感じ取った。
「ほ、本物だ!…本物のガオホワイト、大河冴ちゃんだ!!!」
男は冴を見るなり、いきなり奇声を上げだした。
「な、何なの……」
冴は状況が掴めず、戸惑っていた。
(…本当に性に関しては鈍い子ね……)
「私はこの男に貴方を一夜クリスマスプレゼントしたのよ!」
「クリスマスプレゼント…私が……!?…!!ふざけないでぇぇ!!!」
しばらく考え込んでいた冴だが、頭で整理出来た瞬間激怒した。しかし逆らったところでこの状況が変わるわけはない。冴の首には黒い首輪が取り付けられていた。オルグに伝わる邪神具「服従の首輪」。コレを嵌めている限り命令には逆らう事が出来ないのだ。
「さあ、雌猫ちゃん。ガオホワイトに変身しなさい」
ツエツエが命令すると冴は自分の意志に反して体が動き始め、変身のポーズを始める。すると光沢のある純白のスーツに身を包み、ガオホワイトに変身する。しかしマスクだけは装着されておらず、ガオホワイトは素顔を晒していた。ツエツエは冴と男に黒い液体を差し出しす。
「コレを飲み干しなさい」
冴は命令に逆らえず小さなコップに注がれている黒い液体を飲み干した。
(ううっっ……)
その液体は不気味な色のごとく凄く不味い味であった。冴は男を見ると普通に飲み干していた。
「私はこれで失礼するわ。別室から貴方を見させてもらうわ。ウフフッ、それでは良い性夜を…」
その場からツエツエは姿を消した。冴はどうすれば良いかと思考を巡らしていると隣の男から邪な気配を感じとる。冴が男を見ると息を荒くし、近づいてきた。そして冴をベッドに押し倒し男は抱きついた。
「いやっ!何をするの?離れて!」
冴は男を引き離そうとするが力が入らなかった。きっと首輪のせいであろう。
「ガオホワイト、大河冴ちゃんだ!柔らかいな~」
男は白い強化スーツの膨らみの谷間に顔を埋めた。
「いやあっっ!…やめて……」
「いい匂いだ~。冴ちゃん可愛いよ、冴ちゃん!」
男は冴の綺麗な黒い髪を指に絡め匂いを嗅ぐと嬉しそうに笑う。男の笑い顔はとても笑顔とは言えず、冴はその笑顔に恐怖感を感じてしまう。男は冴の頬を優しく撫でると艶のある若々しい唇に自分の唇を重ね合わせる。
「んっっ!!!!んぐぐっっ!!!!!」
冴のファーストキスは哀しくも醜男に奪われた。男の悪臭が冴の鼻腔を刺激し、気持ち悪い舌が冴の口内を弄くり回る。
(き、気持ち悪い……いやっ………)
男のディープキスは一分近く続けられた。男が冴の口を解放すると冴は必死に新鮮な空気を求めた。
「大河冴ちゃん、本当に可愛いな。僕はずっと冴ちゃんだけを見てきたよ…大好きだよ冴ちゃん、君を心から好きで愛している!」
男は冴に馬乗りになりながら言葉を述べだした。しかし、冴には恐怖でしかない。普段なら力ずくでも得意の武術で男を静かにさせる事が出来るのだが、今は丸っきり無力であった。
「んぐぅぅ!!!!」
冴は再び男にディープキスをされた。男は冴とのキスを楽しむかのようにその行為だけを続けた。大河冴の描いていた白馬に乗った王子様に憧れていた儚い夢は今、崩れ始める。
「美味しかったな、冴ちゃんの唇は最高だよ。さて次はどこを食べようかな~」
男が次に目を付けたのは冴の小さな膨らみの部分であった。男は両手で冴の二つの膨らみを掴むと揉み上げた。
「キャアッッ!何処触っているの…やめて、やめてぇぇ…」
「嫌がっている冴ちゃんも可愛いな。もっと虐めてやりたくなるな!」
「イヤアッッッ!!痛いっ、そんな強くしないで!」
男は力を込めて冴の胸を揉んだ。そして男は膨らみの頂点を指で探る。冴は男の一つ一つの行動に小さな声を漏らしてしまう。
「この白くて綺麗なスーツも最高の肌触りだったけど、やっぱりこのスーツが邪魔だな…」
男の行動は冴にとって信じられないものだった。男がガオスーツの胸の部分を摘み広げると簡単に破けてしまった。
「そ、そんな……強化スーツが!………」
流石に冴も驚きの余り、声を上げてしまう。オルグ達と戦い幾度もダメージを受けたが決して破けてしまうことは無かった。しかし今はガオスーツなど衣装のように簡単に破かれてしまうのだった。
「これが冴ちゃんのおっぱい…小さくて可愛い!!美味しそうだ!!」
男は冴の露になった乳房にしゃぶりつく。
「アアッッ!!!やめて、やめてよ~…お願いッッ!気持ち悪いから離れて~」
冴は男の頭を掴み引き離そうとするが無駄な抵抗であった。男は冴の乳輪を丹念に舐め回すとそれに応えるかのように冴の乳首は勃起していく。
「ヘヘへ、冴ちゃんの乳首、大きくなっている。気持ち良いんだね!僕に応えてくれているんだね!嬉しいよ、冴ちゃん!!」
男は舌を巧みに使い、冴の乳首を嫌らしい舌付きで舐める。
「アアッッッ!!!き、気持ち良くなんか…ああっ!ぅぅ……」
先ほど二人が飲んだ黒い液体はオルグに伝わる特製媚薬。栄養ドリンクみたいなもので更に男は精力増強、女には感度倍増の効能があった。
(だ、だめっ…私、気持ち良くなんかないんだから!こんな男にこんなことされて感じてなんかいないんだから……)
冴は理性を保ち頭の中で必死に否定していた。しかし体は素直である。冴の乳首は赤みを増し、大きくなっていく。
「美味しい果実だ。二つの甘美な果実……」
男は冴が嫌がるのも気にせず、乳首や乳輪に唾液を塗しながら吸い上げたり、軽く歯を立てて苛めたりもした。開いてる乳房の方も絶えず揉まれ、指で乳首を摘み上げたり引っ掻いたりもした。その度に冴はビクンと反応を示すと男にはそれが嬉しく、堪らなく興奮する。
「はぁっ…はぁぁ…もうやめてぇぇ……」
冴が泣きそうな声で哀願していた。しかし男は冴の許しを請う声を聞くと更に責め上げるが、時間が経つにつれて何時しか冴の声は喘ぎ声に変わっていくのであった。
「グフフ、もう冴ちゃん、気持ち良過ぎてグッタリしているね。でもまだまだ夜は長いよ。今夜はクリスマス・イヴ。冴ちゃんと過ごせるなんて最高だ!こんなに素晴らしい贈り物を貰えたんだから!」
男は舐め回したい箇所のガオスーツを破り始める。
「いややぁぁっ!そんなとこ舐めないでぇぇ!!…キャアッッ!…ははっ!…く、くすぐったいッッ……」
ガオスーツを破かれた冴の両腋を男は丹念に舐めたり、擽ったりと腋を責めだす。眉間に皺を寄せ、嫌がりながらもくすぐったさに笑いを浮かべてしまう冴。男は冴の反応を楽しむように責める。
男は腋責めに興奮したのか、責めた時間は約二時間。ひたすら弄んだ。いつしか苦悶の表情を浮かべていた冴の顔は擽られるだけで気持ち良さそうな恍惚の表情を浮かべるようになり始めた。
「さあ、禁断の果実とのご対面だ!」
男は冴の強化スーツのスカートを捲り、冴の足を大きく広げた。冴は股間を晒すような格好になった。
「いやっっ!!!お願い、もう恥ずかしい事はやめて、許して!!!」
「ではではスーツを破って冴ちゃんの禁断の果実とご対面!」
男は冴の言葉を無視すると強化スーツをいとも簡単に破いてしまう。すると冴の股間が露になる。
「おおおおっっっっっ!!!!!!!!!!!!!冴ちゃんの美味そうな果実が丸見えだ!!!!!!!!!!」
男は狂喜の声を上げて冴の股間に顔を近づけた。まだまだ柔らかそうな陰毛が生えていた。先程からの責めで陰唇からは愛液が垂れ、陰毛は妖しく光っていた。男は指で絡めとり冴の目の前に近づけた。
「冴ちゃん。これは何だ?」
「そ、それは!……」
冴は顔を背けた。それは自分が感じていないと否定していた事を全て崩す証拠――認めたくは無かった。
「舐めて」
男が命令すると冴の意志とは関係なく口を開き、両手で男の指を口に運んでペロペロと舐めだした。男は冴の口から指を引き抜くと今度は自分で舐めた。そして冴の股間に目を移すと男は冴の股間に顔を近づける。人差し指と中指を割れ目に入れて花弁を開き、中を覗き見る。
(私…男の人に…アソコの中、見られている……は、恥ずかしいっ……)
「うん、いい香りだし、形も中も綺麗だよ!やっぱり冴ちゃん最高だよ!」
男は満足そうに冴の性器を褒める。冴は褒められるたびに恥ずかしくなっていく。男は冴の膣の少し上にある突起、陰核を見つける。
「やっっ!…そんなとこ……見ないで……」
冴からは今にも消え入りそうな声が聞こえる。男は冴の蕾が顔を出していることに気付く。男は指で蕾を突付く。
「うあああっっっ!!!!!!」
冴は体に電流が走ったようにビクンと反応し、悲鳴を上げた。男は冴の反応を見ながら何度も執拗に責めた。
「ああっ!!!い、いやっ、んッッ!!!!やめて!!はぁんっっ!!!!」
冴は言葉ではやめてと言うが喘ぎ声が止まらなく、蕾の方も刺激される度に大きさと硬さを増し、責められることを望んでいた。
「では冴ちゃんの果実をたっぷりとベロベロチュウ~しちゃいます!」
男は冴の太股に両腕をしっかりと回し、性器に顔を埋めると陰唇に反るように丁寧に舐め出した。
「ああっっ!!!!そんなとこ…舐めな!あっ…うっ、あっ、あんんっ!!!!」
冴の言葉は快感によって自ら遮られてしまう。男は冴の性器の有りと有らゆる箇所を舐めた。特に陰核に対してはサクランボの種を舌で捏ね繰り回すように執拗に責めた。冴は男が陰核を吸い出したり、舌の先端で突付かれたり、包み込まれたりするたびに特に甲高い声を部屋中に響き渡らせた。男は冴の性器という果物の美味を心ゆくまで堪能した。


冴と男がこの部屋に連れて来られ色々な行為を始めてから約六時間が過ぎようとしていた。クンニされているときの冴は喘ぎ声を上げ、何度も潮を吹き、絶頂を迎えた。男は顔に降りかかろうとも気にせずクンニを続けていた。
「もう冴ちゃん、ここまで来たらやることは決まっているよね?グフフ、もう我慢できなくて…」
男は服を全て脱ぎ捨て全裸になるとペニスが大きく膨張していた。冴は目を背ける。
「僕が冴ちゃんの性器を刺激したように今度は冴ちゃんが僕のモノを口で奉仕するんだよ」
「い、いやっ…そんなのいやよ……」
しかし冴の体は起きあがり男がベッドに腰掛ける所まで来て膝を着き、男の股の前に顔を近づけた。
(い、いやっ!…臭いっ……)
冴の鼻を悪臭が刺激する。冴は吐き気を感じた。冴は男のペニスを握ると亀頭部分を舌で舐め始める。地球の平和を守る女戦士。百獣戦隊ガオレンジャーの紅一点、ガオホワイトこと大河冴。そんなヒロインが守るべき男に支配され、命令されて亀頭に舌を這わせる。見た目ではまだ中学生くらいに間違われそうな童顔の娘が可愛い舌をだし、ペロペロと奉仕する姿に男は興奮を覚えると相対的に肉棒は肥大していく。
「いい子だよ冴ちゃん。そのまま口全体でフェラチオするんだよ!」
冴は男が言われるとおりに肉棒を口に含み根元から全体を優しく包んだ。
「んっ…ンンッッ…ングッ……」
(…あ、顎が痛い…苦い…気持ち…悪い……臭いよ……)
亀頭からは徐々に体液が漏れ出しており、冴はその液体を舌で絡めとりながら舐めると余りの苦さに吐き出しそうになってしまう。だが口全体で陰茎を奉仕する少女の健気な姿に男は嬉しくなり、冴の頭に手を置くと子供を褒めるように頭を撫でた。
「グフフ、思っていた以上に冴ちゃんが巧いからもう出ちゃうよ!冴ちゃんの口の中に出すから全部飲み干すんだよ!」
「!!!!」
男はずっと我慢し、怒張していた肉棒は溜まっている欲望の塊、白濁液を冴の口内で噴火させた。
「ンググググググッッッッ!!!!!!!!!!」
突然の口内に白濁液を出された冴はパニックに陥る。口内に広がる粘りを帯びた腐臭液。余りの気持ち悪さに口から肉棒を抜こうとするが男に手で頭を押さえつけられてしまう。
「全て飲み干すんだよ!」
「んぐぐぅぅぅぅ!!!!!!」
冴の口内が男の白濁液に汚される。頭を押さえつけられた冴は白濁液を飲み干すしかなかった。見ず知らずの男の白濁液に穢された冴は自分でも知らずに目からは涙が流れていた。
男は冴が全て飲み干したのを確認すると冴の頭を解放し、肉棒を引き抜いた。冴はじゅうたんに手を着き、口からは涎と交じりあった白濁液が糸を引きながら垂れていた。
「グフフ…気持ち良かったよ、冴ちゃん。せっかく冴ちゃんが奉仕してくれたんだ。今度はこっちが恩返ししないといけないね…」
「ああっ!」
冴はベッドの上に仰向けで大の字に寝かせられてしまう。そして男も覆いかぶさってきた。性的なことには疎い冴でも今度ばかりは、これから自分が何をされるのか理解できた。
「い、嫌ッッ…いややっっ!…お願いっ…それだけはやめて!他のことなら何でもするから!……」
首にはめられている首輪のせいで手足が動かない冴は男に必死に哀願した。どんなに汚されてもこれだけは守りたい。それは冴の最後の願いであった。しかし男の耳には届いていない。
「ガオホワイト、大河冴ちゃんとセックス……アレほどまでに夢見た光景!!!!」
男は完全に自分の世界に入っていた。冴と男の目が合わさる。男の目は完全に獣の目をしていた。
「いややっっ!いやっ…お願い、やめて……ゆ、許して……」
恐怖に震える冴は男に哀願、懇願。想いの限りをぶつける。だが男は冴の言葉など耳に届いておらず、ペニスを冴の膣に当てるとグイグイと押し入り、一気に突き入れる。
「ぐああああああああっっっっ!!!!!!」
この瞬間、儚くも白馬の王子様に捧げることを夢見ていた冴の処女はオルグに魂を売った邪な心を持つ、本来ならば守るべき側の人間に無残にも奪われてしまうのだった。処女を破られた冴は首を左右に振り乱す。男のペニスは完全に冴の膣におさまった。
「お願いっ!抜いて、抜いてよ!私から出ていって!」
「はぁ…はぁ…愛しの冴ちゃんと一つになれた!冴ちゃんの中って気持ちいい!ギュッと締め付けられる感じも堪らないな!」
男は冴の腰を掴むと興奮しながら腰を振り始める。
「ああっっっ!!!ああんんっ!!!!」
抵抗していた冴も膣壁が擦られると喘ぎ声を漏らし出す。
(はぁぅ…アソコが擦られると…きゃうぅぅ~!…ダメッッ…負けちゃダメ…こんなの…望んだ性行為じゃないッッ……)
冴が感じている気持ち良い快楽。これは媚薬のせいで自分は感じていないと必死に言い聞かせる。それでも冴の体は快楽の波に溺れていく。もはや冴は快楽に堕ち、理性が崩壊していく。
「ハァ…ハァ…ハァ…さ、冴ちゃん、気持ち良いよ…もう僕、我慢出来ないよ!」
男の腰を打ち付ける速度が速くなる。男の射精――察知した本能が冴を現実に引き戻す。
「お、お願いッッ…中には出さないで!!!お願い、やめてッッ!もう許してぇ!!!!い、いやあああああああああっっっっっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!」
男は躊躇うことなく、冴の中に白濁液を注ぎ込んだ。
(……どうして……こんな目に逢わなければならないの……私は…地球を守るため……必死に戦ってきたのに……私は…犯された…汚された……オルグとの戦いが終わったら…愛する人に私を捧げたかったのに………)
本来ならば守るべき人間に犯されてしまうという行き場のない矛盾。その時から冴の意志の強い真っ直ぐな目は死んだように光を失った。
 その後も男は冴を解放することなく正常位で冴を責め立てた。そして冴を四つん這いにさせて後背位にさせる。男は冴の形の良い小さなお尻の感触を楽しみながら犯した。冴のほうも四つん這いの方がより雌猫らしい姿であった。
男は仰向けになり冴を腰の上に跨らせて互いの性器を結合させた。冴は表情がなく人形のようだった。男は冴と手を絡ませると下からガンガンと突き上げた。しかし冴の表情は変わることなく、男の肉杭が深々と突き刺さる度に半開きの口からは喘ぎ声が漏れた。そして男が冴の腰を前後に揺すると冴は自ら腰を振り出した。流石に武術をしていただけはあり、腰は強く穴の締まりは最高であった。
「冴ちゃん、気持ちいいよ!もっともっといやらしく腰を振るんだよ!」
(ハァ、ハァ、ハァ、ハァ………)
男はツエツエから貰った薬を飲まなければとても体力、精力が持たなかったであろう。しかし、この薬のおかげでどんなにガオホワイトに中出ししても精力は衰えず、元気なままであった。
最後は冴と抱き合って結合し、対面座位を楽しんだ。冴の方から男にしがみついているので男の手は冴の乳房やお尻の穴、太股などを弄くりまわした。特にお尻の穴を責められると膣の締め付けが強くなるので男は冴のお尻の穴に中指を潜り込ませグリグリと責めた。
男は一方的に冴の唇を奪い、冴も自分の意志とは反して勝手に男の背中に強くしがみつく。そして快楽を求めるように男と共に腰を振り続けた。しかし、性夜の終焉は突如幕切れとなる。
冴が最後に男を見たのは対面座位の時、男はいきなり体が砂のように塵になり消えてしまった。
(…一体、何が…起こったの?……)
「やっぱりこの人間もダメだったようだわ…」
冴は声の方を振り向くと黒い液体を持ったツエツエがいた。
「…ツエ、ツエ……一体……この人に……何を……!うぅ…力がぁぁ………」
冴は突然、虚脱感に襲われた。体が動かなくなり急激に眠気に襲われ、そのまま静かに目を閉じていった。
(フフッ、ガオホワイト。嫌がりながらも強姦されるあなたの姿、良かったわ!地球の平和を守るために戦っていたのによりによって人間に犯されるなんて、楽しいじゃない!私も良いものを見させてもらったわ!感謝するわ、雌猫。このまま壊れないでまた会える時を楽しみにしているわ……)
こうしてガオホワイトは聖夜(性夜)を見知らぬ人間の男と過ごし熱い一夜は去っていった………


 その後、冴は一人でガオズロックへと帰っていった。ホワイトが行方不明になり、心配していた仲間たちがホワイトを迎えいれた。皆ホワイトに一斉に心配の声と質問を浴びせるが、
「みんな…ごめんね……でもこうやって帰ってきたし、大丈夫だから!…大…丈夫だから………」
大丈夫だからという言葉とは裏腹に冴の目には涙が溜まっていた。その姿に男性陣は黙ってしまう。ホワイトはみんなの中を突き抜け、自室に戻っていく。その背後から男性陣が冴に駆け寄ろうとするが、テトムに制されるのだった。自室に一人籠った冴はベッドにうつ伏せ、枕に顔を埋めるとすすり泣いた。
――「麗しの白虎、ガオホワイト!」
その後も彼女はオルグと戦っていた。心や体には一生癒えることない傷を抱えて――
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Author:mengele
屈折し、歪んだ愛を戦隊ヒロインに捧げている愚の触手生物

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