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愛!? めぐみと蚯蚓怪物

 どうもです。そろそろ12月を残すだけとなりましたが、私ブログも12月にあと一作品、渋い世界の方も、もう二作品アップできるよう画策しているmengeleです。最近は雑談記事ばっかりでしたが、久しぶりにSS作品アップします。

磯巾着「そういえば最近、蚯蚓さん見かけないですね?」
甲虫 「きっとあのジジイ、くたばったんだぜ」
モス 「ではお葬式をしないといけませんね…」
蚯蚓 「待て待て、ワシは死んでおらんぞい……」

 久しぶり「愛の伝道師」蚯蚓伯爵の登場です。蚯蚓伯爵作品はちょこちょこ書いているので私自身は久々という感じはなかったのですが、記事を見返しましたら、もう一昨年の12月初めから丸二年近くアップしていなかったのですね! 随分と冬眠させてしまったようで……
 今回は「蚯蚓伯爵×青海豚」です。初代ブルーヒロイン、あのスーツはデザイン、光沢と今でも通用するのでは!と時折り思います。綺麗で鮮やかですよね。
 科学アカデミアでも成績4位と頭脳明晰。敵であってもその境遇に情けをかけてしまう心優しい性格の持ち主。優しいお姉さんです♪ そんなヒロインを蚯蚓伯爵がいつまでも放っておく訳がありません。いつものよう異空間に幽閉すると催眠に掛け、蚯蚓伯爵の深い愛を知った正義のヒロインはどんどんと堕ちていきます。
 蚯蚓伯爵と交わす愛を研究と言い換え、一朝一夕では理解し得ない深い愛の学問を身を挺して学ぶめぐみの姿を堪能していただければと思います。


   愛!?めぐみと蚯蚓怪物


(……おかしいわ…確かにジンマー兵の姿を見かけたはずなのに……)
 廃屋の中を特殊な強化スーツを纏い、探索する蒼き女性の戦士。彼女の名前は岬めぐみ。超獣戦隊ライブマンのブルードルフィンに変身し、日々、武装頭脳軍ボルトと戦っている。そんな彼女は武装頭脳軍ボルトが怪しい動きを見せているポイントに一人辿り着き、調査をしていた。ジンマー兵が数体、廃屋の中へ入るのを見たブルードルフィンは後を追って廃屋に入り、隠し通路、抜け道などを調べるが、全く発見できなかった。
(……一体どこに消えたの?……)
 思考をフル回転させ、様々な要因を考えるめぐみ。だがそんな彼女自身に毒牙が迫っているとは微塵にも思わない。
(…あ、あれっ?……か、身体が痺れてきて……ハァ、ハァ……勇介、丈に……連絡……しなきゃ………)
 突如と廃屋の中に充満する黒い霧。ブルードルフィンは黒い霧に取り囲まれると力が抜けたよう、身体が痺れ、その場に倒れ込み、意識を失ってしまう。黒い霧はブルードルフィンを覆いつくすとその場からブルードルフィンの姿は消えてしまうのだった。


(ううっ…確かわたしは、ジンマー兵の後を追って、廃屋の中に入ると黒い霧に覆われて――ここは一体どこなの?)
 意識を取り戻したブルードルフィンは体を起こす。辺りはピンク色の肉壁に囲まれた何か生物の胃袋の中のような気色悪い場所だった。更にめぐみはライブスーツは着用しているが、マスクが破壊され、素顔を晒している姿になっていることに気付く。
「一体何者がわたしを……これもボルトの仕業なの……」
 めぐみが頭を悩ましていると、異空間の主が目の前に姿を現す。
「イヒヒ、ワシの住処へようこそ!ワシは蚯蚓伯爵。青海豚のオナゴよ、歓迎するぞい」
 めぐみの目の前に現れたのは黒いローブを纏った異質な者だった。
「蚯蚓伯爵……貴方がわたしを此処へ連れてきたのね……貴方のボルトの一員なの? わたしをこの場所へ連れて来た目的は何?」
「ボルト……ほう、あの武装頭脳軍ボルトか!ワシの体の中は機械ではないぞい。あのような選ばれし天才だけで人類支配を企もうと考えておる頭の悪い集団とは何の関係も無いぞい」
「じゃあ貴方は一体どうしてわたしを浚ったの?」
 めぐみは少し強い口調で蚯蚓伯爵と名乗る化け物に問い質す。
「ワシはお主等スーパー戦隊のオナゴと遊ぶのが好きなミミズじゃ。お主が初めての青い女戦士。ブルードルフィンか……イヒヒッ、中々美味そうなメスじゃのう」
「きゃあっ!」
 突如、肉壁の地面から生えた触手にめぐみの手足は拘束されてしまう。
「ううっ…こんな触手なんて…」
 めぐみは手足をバタつかせて触手を引き千切ろうとするが、ビクともしない。
「イヒヒ、青海豚のオナゴよ。ワシの支配する異空間ではお主の力など無に等しいぞい」
 触手と奮戦している間に自分の目の前に立つ黒いローブの主。黒いローブを脱ぎ去ると身体中、夥しい蚯蚓が蠢き合いながら形成された蚯蚓の化け物の姿が現れる。
(き、気持ち悪い化け物ね……)
 蚯蚓伯爵の姿。それは数多の頭脳獣と闘ってきためぐみでさえも恐怖と嫌悪感を抱かせるに相当する化け物だった。めぐみは蚯蚓伯爵に目の前まで迫られるとより一層気色悪さが伝わってくる。伯爵はめぐみの顎に指を添え、クイッと自分の方に向かせる。
「ヒヒヒ、青海豚のオナゴよ。ワシの目を見るのじゃ」
 蚯蚓伯爵の大きな瞳は赤く光だし、熱を帯びる。
(な、何なの! この光は?……光に照らされるとわたしの身体が熱くなるわ…)
 伯爵の瞳から発せられた光線はめぐみを照射し、めぐみの体は少しずつ熱を帯びていく。同時に蚯蚓伯爵の大きな瞳が光の強弱をつけながらゆっくりと点滅していく。この恐ろしくも怪しげな瞳からめぐみは目が離せなくなってしまう。
「そうじゃ!わしの目を見ておれば良いのじゃ。何も考えることはないぞい」
「ああ…うぁああっ……!」
 めぐみの目は大きく見開かれ、全身の筋肉が小刻みに痙攣し始める。
(ハァッ…ハァッ……く、苦しいわ……こ、恐い……わたし…どうなってしまうの………)
 めぐみは蚯蚓伯爵が放つ催眠の光に抗おうともすれば、鋭い頭痛を引き起こし、肺が押しつぶされそうなほどに息苦しくなる。めぐみは嫌でも蚯蚓伯爵の大きな瞳から目が離せなくなり、意識は取り込まれていく。
「ううっ…あっ! ああっ! あぁあああっっっっ!!!!!………」
(イヒヒ、青海豚のメスもワシに堕ちたのう……さて色々と可愛がってやるかのう)
 異空間に響くような大きな声を上げるとめぐみはそのまま首を折り、俯いてしまうのだった。
「青海豚のオナゴよ、ワシに自己紹介するのじゃ」
「はい…岬めぐみ、十九歳です……日々、ブルードルフィンに変身して武装頭脳軍ボルトと闘っています……」
「お主にとってワシは何じゃ?」
「わたしにとって蚯蚓伯爵様はご主人さまです」
「イヒヒ、よく言えたのう。そうじゃ、お主はワシの雌奴隷じゃ」
 触手から解放されためぐみはその場にペタン座りをしながら蚯蚓伯爵の問いかけに答えていた。伯爵に抱き着かれるとめぐみは少し驚いた表情を見せたが、すぐさま伯爵に手を回し、抱き合う。
「してお主は何のために闘っておるのじゃ?」
「わたしは……命がけで愛を守るため…愛を信じて、ボルトと闘っています」
「ほう、愛を信じてか…実に良き心掛けじゃのう」
 めぐみは青いグローブを通し、手を握られながら褒められると少々、照れくさそうな表情を浮かべている。しかしすぐさま、その表情は曇ってしまう。
「わたしは科学者育成学校「科学アカデミア」に通っていたわ。そこでわたしは掛け替えのない友人を得て…私たち五人はスペースアカデミアのパイロットを目指して毎日実験を行ったわ。そしてその夜も実験を野外で行っていた――同じ学友が謎の宇宙船に乗り込もうとするのを目撃して、引き止めようとしたら、彼らはレーザー銃を向け、卓二と麻理はわたしたちを庇って倒れた……帰らぬ人となって……残されたわたしたち三人は実験していた宇宙空間活動用スーツを元にした強化スーツを作り上げて、武装頭脳軍ボルトと戦うことに決めたわ! でも、わたしは皆に比べて頭は良いけど、戦力では劣って――時折、自分が悲しくなるわ……」
 めぐみは目に涙を浮かべて、誰にも打ち明けたことのない悩みを蚯蚓伯爵に打ち明ける。
「そんなに思いつめることはないぞい。お主の頑張りは、ずっと見ておるワシが知っておるぞい。お主の冷静沈着な判断でどれほどライブマンは救われたことか!それにお主はクールと言いつつもその胸の内には熱き想いが宿っているのもちゃんと分かっておるぞい」
「ご、ご主人さまっ!」
 めぐみは蚯蚓伯爵の胸に顔を埋めるとすすり泣く。蚯蚓伯爵はめぐみの頭や背中を優しく撫で、気を落ち着かせるのだった。ようやく落ち着きを取り戻しためぐみに伯爵は尋ねる。
「ときに青海豚のオナゴよ、お主の考える愛とは何じゃ?」
「わたしの考える愛…それは、慈しみ合う心、人や生物を大切にすること、思いやること……」
 めぐみは迷うことなく自らが考える愛を伯爵に説明していく。そんなめぐみの意見に伯爵は同意しつつも諭すように言い聞かせる。
「そうじゃ、その通りじゃ。お主は頭がエエのう。じゃがお主は最も大切な愛を知らぬ。それは男女間の愛、性愛じゃ」
「性愛……でもご主人様の言う性愛はわたしの言った愛とは種類が違うわ…」
「いや、違わないぞい。愛は愛、同じぞい」
 蚯蚓伯爵の自信満々の姿に頭の良いめぐみでさえも少し困惑してしまう。
「お主が性愛を分からないのは未だ男を知らぬからじゃ!頭の良いお主ならば大抵のことはすぐに理解できるじゃろうが、性愛はさらに尊い愛じゃ。先程お主と抱き合ったが、お主は何を感じた?」
「……何か守られているような…安心、温もりを感じました……」
 再びめぐみは蚯蚓伯爵に強引に抱き寄せられる。めぐみの目の前には蚯蚓伯爵の皺皺の顔がある。自らも伯爵の首に手を回し、暫く伯爵と見つめ合う。
(…何なの? これが安心感……ご主人様に包まれる温もり……)
 蚯蚓伯爵と見つめ合っているめぐみは自然と目を閉じ、顔を近づける。それに応えるよう伯爵も顔を近づけると二人は自然と唇を合わせる。
(これがご主人さまとのキス……とても優しいわ……)
 キスを交わし、伯爵と見つめ合うめぐみ。その表情はどこかうっとりとしている。めぐみは今までに体験したことのない胸の高鳴りを感じ、再び目を閉じ、唇を伯爵の前に差し出す。
「んっ、んんんっ!!……」
 めぐみと伯爵がキスを交わすと今度はめぐみの口内に伯爵の舌が強引に入り込んでくる。糸ミミズが絡み合い、形成されたような蚯蚓伯爵の舌はめぐみの舌と絡み合わせる。そしてお互いの唾液が混ざり合う。蚯蚓伯爵が唾液を出すとめぐみは嬉しそうに飲み干すのだった。
「どうじゃ? 初めてのキスは?」
「ご主人様とのキス…とても優しくて、温もり、思いやりを感じました」
「イヒヒ、そうじゃろ! キスだけでも愛を感じるじゃろ」
「はいっ」
 めぐみは嬉しそうに伯爵に返事をする。そんな中、伯爵の手はめぐみのライブスーツの胸の部分を触りだす。
「あっ!」
 少し驚きの声を上げためぐみだが、決して伯爵の手を払おうとはしない。
「ここを触られるのは初めてか?」
「はい…初めてです…あっ!……」
 めぐみはライブスーツの上から胸を鷲掴みにされ、力を込められると自然と声が漏れる。女の乳を揉み慣れている伯爵はいつものように女を気持ち良くさせる。それはスーパー戦隊ヒロイン、一員のめぐみも同じことである。伯爵の思うように任せていためぐみは吐息が色っぽく変化し、乳房は早くも変化が現れていた。
「ライブスーツに密着しながら、ポチッとなる姿も良いのう」
(ら、ライブスーツに胸の突起が浮き出ている!……は、恥ずかしいわ……)
 めぐみは自らの体の変化、ライブスーツを着用していてもばれてしまう様に顔を真っ赤にし、恥ずかしさを隠せない。
「ツンとしており、可愛え突起じゃのう!スーツに隠れておっても判るぞい」
「あっ!…あああっ!……」
 ライブスーツを押し上げながら主張する突起は伯爵に摘まれると揉まれたり、縦横無尽に引っ張られる。
(な、何…この感じ……こんなの科学アカデミアでも感じたことはないわ……初めて感じるわ……)
 めぐみは青春を勉強で過ごしていた。性の知識もゼロではないが、それ以上に科学アカデミアでの宇宙空間活動用スーツの開発。そして友人の死――宇宙空間活動用スーツを元にした強化スーツと三台のメカの製作に費やしていた。
「ああっ!」
(突起がライブスーツに擦れて、気持ち良いわ……)
「エエ声で鳴くのう。スーツに圧迫されている乳を眺めるのも好きじゃが、生を見るのも大好きじゃぞい」
「きゃああっ!」
 突然のことにめぐみは悲鳴を上げる。それは蚯蚓伯爵にライブスーツを破かれ、めぐみの胸が晒されたのだった。だがめぐみは自らの胸が晒されることよりも、あれだけ月日を重ね、研究に改良を重ね、作り上げた逸品。武装頭脳軍ボルトとの戦いから身を守るライブスーツがいとも簡単に破かれてしまったことに驚いていた。
「ヒヒヒ、ここはワシの支配する空間。お主のスーツを破くことなど容易いことぞい。それはさて置き、やはり想像していた通りの美乳じゃのう」
「ああっ!ご、ご主人さまぁ…」
 めぐみは生まれて初めて他人に乳房を触られる。ライブスーツにこんな張りのある形の良いモノが収まっていたのか、色白の綺麗な肌に仄かに赤く色づき、硬く尖った突起。美乳を掴まれ、揉まれるとめぐみは伯爵から直に伝わる熱に改めて揉まれていることを感じ、恥ずかしさと心地よい気持ち良さが内なる底から湧き上がる。
「ヒヒッ、こんなに尖らせおって!余程気持ち良かったのじゃな」
「は、はいっ…ああっ!!……」
 伯爵は赤く肥大化した胸の突起に顔を近づけると、口に含む。
(わ、わたしの胸が、ご主人さまに吸われているっ!)
「はぁぅ! あああっ!!!……」
 蚯蚓伯爵はめぐみの母乳を赤子のように絶妙な感覚で吸い上げ、優しく咀嚼する。めぐみはまるで赤子に吸われているような感覚に陥ってしまう。
(はぁんっ! だ、ダメっ…ご主人様ぁ……気持ち良過ぎるっ!)
 乳房を弄られるだけで感じてしまうめぐみ。伯爵はそんなめぐみのライブスーツのスカートを捲り、股を触り始める。
「ヒヒヒッ、青海豚のオナゴよ、これは何じゃ?」
「そ、それは……」
 めぐみはあまりの恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら俯いてしまう。
「それは、愛液です……」
「ヒヒヒ、ワシとキスして乳を揉まれただけで感じてしまうとは、身体は素直じゃのう」
「は、はいぃ……」
 蚯蚓伯爵はめぐみの愛液が付着した指を差し出すと、めぐみは口に含み、舐める。
「イヒヒッ、素直なオナゴは好きぞい。そろそろこちらの方も涎を垂らして我慢出来ぬのじゃな?」
「いやあっ!」
(またライブスーツが破かれたわ……)
 伯爵は今度はライブスーツのスカートや、股の部分を破いてしまう。するとまだ誰も見たことのないめぐみの綺麗な恥部が晒されるのだった。
「フォッフォッ、綺麗な陰毛じゃのう! 恥丘の形も良いぞい」
「ご、ご主人さま…は、恥ずかしいわ……」
 顔を真っ赤にしながらもめぐみは褒められたことが嬉しかったのか、股を隠さず、蚯蚓伯爵に晒している。そんなめぐみの前に蚯蚓伯爵は自らの逸物、蚯蚓型のペニスを生やす。
(あ、あれがご主人様のペニス……大きくて太くて、逞しい……)
「青海豚のオナゴよ、奥深い性愛をワシが直に教えてやるぞい。ワシに教えを乞うよう、懇願するのじゃ」
「ご、ご主人さまぁ……わたしは頭で先に考えてしまいますが、今日、ご主人さまと知り合って、愛の深さを教えられました。まだまだわたしは愛を海の波打ち際くらいしか知りません。ご主人さまっ、わたしも真実の愛を頭ではなく、この身体で学んでみたいです!ご主人さまから見ればまだまだ未熟な女ですが、どうかわたしに…奥深い愛を教えてくださいっ!」
 めぐみは有りっ丈の想いを込めて蚯蚓伯爵に懇願する。そんなめぐみの姿に愛の伝道師、蚯蚓伯爵が応えぬ理由が無い。
「イヒヒッ、良く言えたのう。ではワシと本当の愛を分かち合おうかのう」
 めぐみは仰向けに転がり、大きく股を開いて蚯蚓伯爵と交わる準備をする。めぐみの股に伯爵のペニスが当てられ、陰唇を開くと先端が僅かに潜り込む。果たして本当にこんな大きなモノがわたしの中に入るのか?めぐみは不安を抱えながらも気持ちを落ち着かせる。やがてミミズが土の中に潜るよう、蚯蚓伯爵のペニスはめぐみの膣内へと侵入していく。
「ああっ!!! うぁあああああああっっっっっ!!!!!!!………」
 蚯蚓伯爵のペニスがめぐみの膣に潜りこむとめぐみから異空間に響く大きな声が響き渡る。ライブスーツの股の白い部分には股から垂れた処女の証が滲んでいる。思った以上に押し拡げられ、下腹部を圧迫される感覚にめぐみは戸惑う。肩を大きく揺らし、呼吸を整えると次第にめぐみは落ち着きを取り戻していった。
「どうじゃ? ワシと一つになった感じは?」
「ご主人様と繋がっている温もりが、わたしの下腹部に伝わってきます……」
「ヒヒヒ、そうじゃろ! じゃが本当の性愛を感じるのはこれからぞい」
「はぁんっっ!!!……」
 蚯蚓伯爵はめぐみの腰を掴み、奥深くに一突きすると、めぐみからは嬌声が漏れる。蚯蚓伯爵に突かれるだけで、天にも昇るような快楽を感じてしまう。
「あっ、ああっ!…あんっ!!……」
 伯爵はめぐみに覆いかぶさると腰をゆっくりと動かし始め、一定のリズムを保ってピストン運動を開始する。伯爵の大きな蚯蚓型ペニスに膣壁が擦られるたびにめぐみは媚声を上げ、表情が緩んでしまう。
(ああっ! き、気持ち良いッ!…)
 蚯蚓の大きな体躯がめぐみに沈みゆく。余りの気持ち良さにめぐみは耐えきれず、蚯蚓の化け物に自らの手足を絡めてしまう。
「イヒヒッ、冷静沈着、クールな青海豚なオナゴがワシに抱き着いてくるとは、お主は淫乱じゃのう!」
「はぁんっ!!!…わ、わたしは淫乱です……ご、ご主人さまぁぁ……」
「自らを偽らず、素直なオナゴは大好きぞい。ワシもお主に愛を教えてやると言ったからのう。性愛の神髄、とことんお主の体に刻みつけてやるぞい」
「は、はいぃ…ご主人さまぁ……あっ…ああっ!…ああああっ!!……」
 めぐみは手足に力を入れ、伯爵にギュッと抱き着く。そして伯爵も応えるよう、腰を沈め、めぐみの膣の更に奥を抉る。まるでミミズに未開地を耕されるようなめぐみの性器は膣壁を擦られ、奥を突かれるほどに愛液が滲みだし、潤滑を促す。
(こ、これがセックス……こんなの科学アカデミアでは、学ぶことはないわ……)
 性行為の実技指導を初めて受けるめぐみ。異空間には性交している卑猥な音とめぐみの喘ぎ声が共鳴している。めぐみは何十往復も膣を耕されるとついに大波の時が訪れようとしている。
「はぁっ…はぁんっ!!!……ご、ご主人さまぁぁ……も、もう我慢できませんッッ!!!!」
「イヒヒ、絶頂に達するのじゃな! ならばワシにどうしてもらいたいのじゃ?」
「ぁぁっ!!!……わ、わたしの中に…ご主人さまのをたっぷりと注いで欲しいですっ!!!!」
「ヒヒヒ、よかろう。青海豚のオナゴよ、ワシからの御褒美を篤と受けるがエエ!」
「あっ、ああああっ!!! ご、ご主人さまぁぁぁ!!!!!…あああああっっっっっ!!!!!!!………」
 めぐみは蚯蚓伯爵に一段と強く抱き着きながら、首を大きく後ろに反らす。蚯蚓伯爵とのセックスで初めてオーガズムを体験する。同時に胎内にはたっぷりと蚯蚓伯爵の白濁液が注がれたのだった。
(はぁ…はぁ……わ、わたし…ご主人さまとセックスして…絶頂に達したのね……)
「初めてのセックスはどうじゃった?」
「ご主人さまとのセックス…最高だったわ…性器を抉られ、突かれるたびにご主人さまの深い愛情を感じて…身も心も溶けそうで……これが本物の愛なのですか?」
 めぐみは肩を揺らしながら呼吸を整えつつも、愛の深さを知り、疑問を伯爵にぶつける。
「ヒヒヒッ、さてどうかのう? これが本物の愛なのかは分からん。じゃがワシとセックスしてお主が感じたこと、それが重要なのじゃ! お主も机の上で百回講義を受けるよりも、一度の実験の方が得られるものの大きさを知っておるじゃろう?」
「は、はい! 知っているわ!」
「ヒヒヒ、ならばワシともっと愛の研究、実験を続けるかのう」
「きゃああっ!!」
 伯爵はめぐみを抱いて身を起こすと、二人は対面座位の格好になる。
「青海豚のオナゴよ、セックスも奥深い学問なのじゃよ。対面座位で上下に揺さぶると?」
「あっ!!ああああっ!!!……」
(いやっ!重力でわたしがご主人さまのペニスに沈んでいくわ!それで突き上げられると――!)
「はぁんっっ!!!」
 下から突き上げられた瞬間、膣や子宮が押し上げられ、思わずめぐみは声を色っぽい声を上げてしまい、天を仰いでしまう。
「イヒヒ、普段はこの状態で二時間くらいノンストップでユッサユッサするのじゃが、本日の獲物は極上の青海豚のオナゴじゃから、同じ対面座位でもこう責めてやるぞい」
「あっ!ひゃあっ!…うあああっ!!!!……」
 めぐみは伯爵と対面座位のまま、伯爵の首に両手をかけ、地面に足を着き、股を大きく開く。めぐみも腰を押し出すような格好になり、互いの腰はより一層密着している。そんな中で伯爵が小刻みに腰を動かし始めるとめぐみは今までに感じ得なかった震動に喘ぎ声を上げてしまう。
「イヒヒッ、お主のようなクールなオナゴが乱れ狂う姿が見たくてのう。この状態で二時間くらいセックスしたらどうなってしまうのかのう?」
「ひゃあぅっ!!!……はぁん!あぁんっ!!!…ご、ご主人さまぁぁ…うぁああぁぁ!!!!……」
(ご、ご主人さまのペニスがわたしの中で、また大きくなって…あああっ!……)
 一秒間に約十回ほど突かれるめぐみ。伯爵のペニスも表面には無数の繊毛が生え、めぐみの膣を掃除するよう、万遍なく優しく且つ激しく摩擦が起きる。めぐみは目を瞑り、身が倒れぬよう懸命に伯爵の首に手をかけ、静かだが今まで以上に激しいセックスを受ける。
「ああっ!だ、らめぇ!!…い、イッちゃぅ…うぁああああああっっっ!!!!!!!………」
 めぐみは対面座位に体位を変えてから、二分も立たずうちに蚯蚓伯爵にイカされてしまうのだった。激しい震動は少し治まり、その間めぐみは呼吸を整えることに努める。だが伯爵は再び腰を小刻みに激しく振り始める。
「いやぁぁ!!!ま、またっ!!!あ、ああっ!!!…ご、ご主人さまぁぁ!!!!……」
 蚯蚓伯爵の荒れ狂う怒涛の激しいセックスの渦に青き海豚の女性は止め処なく呑み込まれていく。
 その後もめぐみは結局三時間近く、蚯蚓伯爵と対面座位でセックスをしていた。時間が経てば経つほどに硬さ、大きさを増し、動きも激しくなるセックス。初めてセックスを経験しためぐみにはとても耐えられるものではなく、途中で何度も意識が飛びそうになり、溺れかけそうになるが、その度に伯爵に愛を囁かれ、優しくされ、めぐみは意識を失わずに済んだ。大きいものから小さいものまで合わせるとめぐみは何度イッたか、数えきれるものではなかった。初めてにもかかわらず、めぐみの胎内にも蚯蚓伯爵の大量の精液が注がれるのだった。
 蚯蚓伯爵に深海よりも深い愛を見せられ、教えられためぐみ。青海豚の戦士と蚯蚓の化け物の逢瀬はついに終わりを迎えようとしていた。
「イヒヒッ、青海豚のオナゴよ。名残惜しいが時間じゃ。お主とのセックスはなかなか楽しかったぞい。また逢うたときには愛の追究、セックスの研究を二人でしようぞ。じゃがちゃんとボルトとも戦うのだぞ。よいな!」
 半ば意識を失いかけているめぐみの耳に伯爵の最後の言葉が流れ込んでくるのだった。


――数週間後――
(おかしいわね…確かにここに入ったはずなのに……)
 廃屋でライブラスターを構えながら、辺りを警戒するブルードルフィン。以前と似たような状況だが、日々、武装頭脳軍ボルトと闘うめぐみに気を裂いている余裕はなかった。だがあの時と同じよう、廃屋は黒い霧に包まれ、ブルードルフィンは呑み込まれていく。
「フォッフォッ、青海豚のオナゴよ、久しいのう」
「ご、ご主人さまッッ!」
 異空間に連れて来られたブルードルフィンは再び蚯蚓伯爵と巡り合う。
「はぁんっ!」
 ブルードルフィンは蚯蚓伯爵との愛の共同研究を思い出したのか、地面にライブラスターを落とし、下腹部や股を擦り始める。
「イヒヒッ、ワシとの愛の共同研究、実験が未だに身体に残っているようじゃな。さあ、マスクを脱ぐのじゃ!」
 自らのメットを脱ぎ、ライブスーツを着用したまま素顔を晒すめぐみ。ライブスーツの胸には痛々しく突起が浮き出ており、スカートを捲ると股の部分には愛液が染みていた。
「イヒヒ、ワシと会っただけでもう濡れているとは、エロいのう。さあ、今日もお主と愛とセックスの研究について励むとするかのう」
「はい、ご主人さまっ! 今日もタップリと勉強したいです。わたしの心と身体に愛を教えてくださいっ!」
 蚯蚓伯爵はめぐみと抱き合い、ミミズ型ペニスはライブスーツを破り、膣へと侵入する。程良く潤った膣はとても入りやすく、子宮口まで難なく入り込む。ブルードルフィン/岬めぐみは蚯蚓伯爵とキスを交わすと愛とセックスの共同研究に今日も励むのだった。
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伯爵様健在なり。

久々の大作ありがとうございます。

待ちに待った昭和最後のヒロイン、めぐみさんの登場ですが
さすが優等生だけあって愛の学問もしっかり深めていますね。
この調子で伯爵様のみならず伝道師の皆様には愛の学問を
他の学生や科学者ヒロインにもしっかり伝授し、
深めてイって欲しいものです。

Re: 伯爵様健在なり。

こんばんは、特撮最前線さん。コメントありがとうございます。

待望?の伯爵作品です。頭はいい青海豚ですから、実技の方でも愛の深さを教えて挙げたく思いました。
まだ逢えぬ他のヒロインとも学問、あるいは修行とたとえて、愛を深めてイきたいところです。
戦隊ヒロイン語録
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Author:mengele
屈折し、歪んだ愛を戦隊ヒロインに捧げている愚の触手生物

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