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支配の首輪

綺羅さんからボウケンピンクの洗脳物のリクエストをいただきました。戦隊ヒロインの中でも屈指の精神力を誇る冒険桃姐さんですが、精神的に追い詰められながらも抗う強さ、堕ちた後の姿など、表現できればと思いながらリクエストに沿って書きましたSSです。よろしくお願いします。


 ボウケンジャーの一員、ボウケンピンクこと西堀さくらはあるプレシャスを追っていた。しかしそのプレシャスは大変危険な物であり多くのネガティブシンジケートにも狙われていた。今回、さくらはプレシャス回収が目的ではなく、その場所にプレシャスが封印されているか確認が目的だった。
 その途中にさくらと鉢合わせしたのが、風のシズカ。シズカはさくらを見るなり慌てて逃げ出した。さくらも反射的に逃げるシズカを追ってしまう。だがそれこそが風のシズカの狙い、ボウケンピンク、西堀さくらを捕える罠だった・・・・・・


(うぅ・・・・私は風のシズカを追って・・・・袋小路に追い詰めたら、突然ガスが充満して・・・・気を失っていたようですね・・・・・・ッッ!手足が縛られている!)
意識を取り戻したさくらがいた場所は洞窟の中だった。両手は背中の後ろで縛られ、背中から胸にも何重に巻かれており、足は膝を曲げた状態で縛られていた。
「ようやく目が覚めたね、ボウケンピンク!」
「風のシズカ・・・・」
さくらの前に姿を現したのはネガティブシンジケートで「影の衆」と言われる忍者の末裔たちであり、ダークシャドウのくノ一、風のシズカだった。さくらは自分の縛り方を見るといかにも忍者らしいと納得をする。
(これは一筋縄ではいきませんね・・・・・隙を見ながら少しずつ、縄を毟っていきましょう・・・・・)
「こんなことをしても無駄ですよ。必ずプレシャスはボウケンジャーが回収します」
「ぺぺぺのぺー!アンタって本当に堅物の女。そんなんじゃ、お嫁さんにいけないよ~」
「余計なお世話です」
(ムムムっ・・・・・何かつまらない・・・・・・・)
風のシズカの小馬鹿にした態度や言葉にさくらは一切取り合わず、表情一つ変えずに冷静に対処する。シズカにとってこういう手の者は非常にやりにくい相手だった。
「まあいいわ!貴方たちボウケンジャーが狙っているプレシャスはっと・・・じゃーん!これでしょ!」
「それは・・・・支配の首輪・・・・・」
シズカが持っている首輪こそ、さくらが追っていたプレシャス。支配と服従の記号としても用いられる首輪。それは昔から伝統的な主従関係を示す道具として扱われてきた。そんな首輪にはいつからか支配する者の邪念、支配される者の怨恨がその首輪に宿り、危険なものとして扱われるようになり首輪は封印されていた。
「そんな危険なものを貴方達が持っていたら大変なことになります!今すぐに返しなさい!」
「ぺペペ~!いつからプレシャスはサージェスの物になったの?発見したのは私よ、ワ・タ・シ!・・・・そうだ!この首輪って着けられた相手を支配できるんだっけ!」
シズカが笑みを浮かべるとさくらの方を向く。その笑みからはどす黒くシズカの持つ、狡猾な部分が溢れだしている。
(あの首輪を・・・・私に・・・・・)
洞窟の中にブーツの鳴る音が響き、さくらに近づいてくる。アクセルラーのサーチモードで一刻も早くハザードレベルを調べたいのだが首輪から溢れる異様な気はアクセルラーを使わずともハザードレベルの高い危険なプレシャスだと嫌でも知ることができる。
「やめなさいッッ!!」
さくらの制止する声が響くのも空しく首輪がはめられていく。さくらは少し取り乱し大声を上げるが、シズカは残忍な笑みで首輪をはめていく。
「今までアンタたちに邪魔され、ゲッコウ様、ヤイバ様に何度怒られたことか・・・・・憂さ晴らしには丁度良いわ!」
「ああっ、、うあああああぁぁっっっ!!!!ぅぁぁ・・・・・・」
愚痴を溢しながらさくらに支配の首輪がはめられると中心に装飾されている髑髏から妖しい黒い光が溢れだした。その途端さくらの目は大きく見開き、悲鳴を上げたかと思うと突然、気を失ってしまうのだった。


(ぅぅ・・・・ここは?今度は吊るされて・・・・・ボウケンジャーに変身して・・・・マスクが装着されていない・・・・・)
さくらが意識を取り戻すと今度は荒野のような場所で上から垂れる鎖に両手を固定され、吊るされていた。鎖を負い、上を見上げると何故か靄がかかっており、そこから鎖が伸びている。辺りを見回すと荒野なのだが、やはりある一定以上を超えると靄がかかっていた。更に驚くことにさくらは何時の間にかボウケンピンクに変身しており、マスクだけ装着しておらず、素顔を晒していた。
さくらは首輪をはめたことで自分の身に不可解なことが起こっていると理解させる。
「お主ががボウケンピンクか・・・・良いオナゴじゃ・・・・・・ここはプレシャスの精神世界、我が支配する場所。お前は我の主、風のシズカ様の為に洗脳されるのじゃ」
(プレシャス、支配の首輪の具現化した世界・・・・・この手のプレシャスは厄介です・・・・・・)
「貴方なんかに洗脳されるほど私はやわじゃありません」
頭では厄介と考えながらも表面には微塵にも出さず、さくらは平静を装う。
(・・・・・ここでは・・・・私が何をしても無駄なようです・・・・・・でプレシャスが言ってた通り、精神世界なら・・・・私が耐えれば・・・気をしっかり持てば・・・・・大丈夫なはず・・・・・いつかチャンスは廻ってきます・・・・・・)
さくらの前には黒いローブを被った年老いた老獪が姿を現す。瘴気漂う怪しい老人はさくらに近づくといきなり唇を奪う。
「んっっ!!んぐぐぅぅ!!!!」
顔を両手で押さえ込まれ、首を動かせないさくらの誰にも許したことのない唇が蹂躙される。口の中に無理矢理、舌を入れられてさくらの舌と絡み合い、唾液が交わる音が響く。
「んんんっ!んむむぅぅ~!!」
老人から口の中に唾液が送り込まれると口内は唾液でいっぱいになり、さくらは唾液を飲んでしまう。さくらが唾液を飲み込むのを確認すると猿人は溢れんばかりの唾液を送り込む。
「んぐぅぅ!!んんんっっ!!!ぷあっっ、はあっっ!!」
無理に奪われた唇を解放されたさくらは口内に溜まった唾液を汚らわしいと云わんばかりに地面に吐き出すと抗う姿勢を露に老人を睨む。
「ここは我の世界・・・・お主がどう抗おうとも我の主、風のシズカ様からの洗脳は逃れられない・・・・・我は風のシズカ様の代理でお前を堕とすのみじゃ」
「ッッ!!」
老人がアクセルスーツの胸の突起部分をいとも簡単に破いてしまう。さくらは一瞬驚きの表情をみせるが直ぐに冷静な表情に戻る。誰にも晒したことのないさくらの可憐な乳房の突起を老人は舌で舐めとる。
(ひいっっ、くっっ!)
「ヒヒヒ、若いオナゴの乳を堪能するのは千年ぶりじゃのう・・・・・・」
蛞蝓のような舌がさくらの乳首を這いずり回ると背筋にゾクッとした悪寒が走る。恋人同士、相思相愛の者ががする行為であると知識としては知っていたが、このようなことをされるのはさくらは初めてあった。その行為はとても気持ちが良くなるとも書かれていたが、さくらには幸せなど微塵にも感じず、嫌悪感が沸き上ってくる。
老人は赤子のようにさくらの乳房に吸い付き、可憐な突起を舌で弄繰り回し、もう一方の乳房は手によって揉み扱かれ、巧みな指使いで弄ばれる。まださくらには嫌悪感しか感じないが、自分の意識しないところで次第に変化していくことは今は知る由もなかった。
さくらは二十分以上も乳房に魔老の執拗な責めが続けられていた。そんなさくらの体に変化が生じ始める。
(ハァッ・・・ハァッ・・・・・わ、ワタシ・・・・感じてなんか・・・いません・・・・・で、で、も・・・・どうして・・・・・・何故、こんな時にチーフの顔が浮かぶのですか?・・・・・・・一体、私に何が起こっているのです・・・・・・)
ねちっこく執拗に乳房を責められたさくらは妙に色っぽい吐息だった。化け物のような老人に乳房を責められているにもかかわらず、さくらの脳裏に浮かぶのはさくらが密かに思いを馳せるチーフの姿。
「フェヘヘヘェェ、どうじゃ!お主の中に愛しき者の姿が浮かんできたじゃろう!」
「なっっ!くっ、、やはりあなたの仕業だったのですね・・・・・・」
老人に言い当てられびっくりしたさくらだが、ここはプレシャスの支配する世界。この程度の事は想定内と自らを落ち着かせる。
(おそらく幻覚でも見せ、私を堕として洗脳するつもりですね・・・・・・私は・・・・負けません・・・・・・)
さくらは唇を自ら強く噛み、痛みで自意識を保とうと抵抗する。
「フォッフォッ、自分の痛みで意識を保とうとは気丈なオナゴじゃのう。お主みたいな娘は他に類を見ないわい。ならばもっと深く気持ちの良い悦楽の世界に浸らせてやるぞい!」
「ううっ、、うああああああーーーーーーっっっっっっ!!!!!!!・・・・・・・・」


――――(・・・ここは・・・どこです・・・・・・私は何をしているのです・・・・・・自分が立っているのか・・・・・寝ているのかも・・・・・良く分かりません・・・・・でも・・・・非常に心地よく・・・・気持ちが良いです・・・・・・・)
さくらは研究所のような所でリクライニングのような椅子に拘束されていた。アクセルスーツの胸と秘所辺りが破られ、何やら怪しく延びるコードは乳房に貼られ、先端が注射針のようなものが陰核に刺さっていた。
「ぺぺぺ!ボウケンピンク、聞こえる?私が誰か分かる?」
「か、か、、風の・・・シズカ・・・・・・」
聞き覚えのある名前にピクッと反応するさくらだが自然と心から湧上がる安堵感、心地よい気分が聡明なさくらの思考を鈍らせる。
「貴方は私の奴隷になって私の為に働くのよ!分かる~?」
「あ、、あああ、、、、わ、私は、、、ボウ・・ケン・・・ピンク・・・・・」
シズカの言葉、一言一句がさくらの脳に直接響き渡り、何故か親しみを覚え、従いたくなるような気持ちがさくらを支配しようとするが、そう簡単に堕ちることはなかった。財閥と呼ばれる大金持ちであり、そういうところのお嬢様で幼き頃から徹底された教育を受け、いつしか自分の内面をさらけ出すのが怖くなってしまう。本音を表情に出せない性質だったが、これも仲間の影響か、思っていることがすぐ顔に出るようになった。それはさくらにとって大きな力となり、自己をより一層強く確立させた。
(ぺぺぺー!あの黄色い女なら直ぐに堕ちるのにこっちは面倒くさい~。でもこれだから堕とし甲斐があるんだな~)
シズカはさくらに繋がれているコードに微弱電流を流し始める。
「くぁぁっっ!!」
(・・・・む、胸が・・・・気持ち、良いです・・・・蕩けて・・・しまいそうです・・・・・)
電流が流れると低周波マッサージを受けているような状態になり、胸には何とも言えない刺激が走る。しかしその刺激は嫌悪を感じるものではなく、体が癒される感じだった。
(はぁっ・・・・はぁぅぅ~・・・・・・ダ、ダメです・・・・・気を・・・確り・・・持つのです・・・・・ち、チーフ・・・私は・・・・頑張ります・・・・・・)
天にも昇るような気持ちよさに自分の意志が消えてしまいそうなとき、さくらは無意識にボウケンジャーのチーフの名を呼んでしまう。それは自分に的確な指示を与えてくれる明石には信頼と深い尊敬の念を持ち、常にチーフとして自分に命令して欲しいと願っている根底にある思いからだった。だが同時にそれはさくらに対して最大の弱点、精神の脆い部分でもあった。
(へー、この子、あの赤い奴のことが好きなんだ~!あんなのが相手だったら暑苦しくて堪らな~い。まだ青い軟派男の方がマシだわってペペペ!!!私は何言ってるのよ!!ともかく脆い部分が見えたわ!)
「さくら、聞こえるか?さくら・・・・・」
「!!その声は・・・・チーフ・・・・チーフなのですか!」
さくらの瞳から力強い光は失せているが、明石の声に鋭く反応する。
「チーフ!申し訳ありませんっ!!私のミスでプレシャス回収の任務が失敗して―――」
「気にするな!お前が無事ならばそれでいい!」
(アアッ・・・・・チーフの・・・・声を聞いた途端・・・・・もっと気持ちが良くなって、安堵感に包まれて・・・・・・)
さくらの変化に気づいたシズカは椅子から延びるコードから陰核に刺さっている注射針にパルス波を送り込む。
「くぁぁっっ!!!!ああーーーぁぁぁ!!!!」
(・・・・アソコがぁぁ・・・・・ジンジンしてきて・・・・気持ち良いです・・・・・ち、チーフ・・・・・)
「さくら、お前にはいつも感謝している。だが常に自分を偽り、気丈でいると疲れてしまう。たまには自分に素直になってみてはどうだ?気の赴くままに身も心も委ねるのも楽しい冒険だぞ!」
「ああーーーーっっっ!!!!ち、チーフ!!」
(はぅぅ~!!だ、ダメッッ・・・・分かっているのです・・・・・これは支配の首輪が齎す洗脳効果・・・・・私のチーフに対する想いを利用して・・・・洗脳を施すのでしょう・・・・・でも・・・・分かっているのですが・・・・抗えません・・・・・本当に心地よくて・・・・・こんな幸せ・・・・・感じたことありません・・・・)
意志の強いさくら。明石暁に一途だけど任務に忠実でリーダーと部下という関係を頑なに守り、自分の想いを伝えられないという可愛い内面を突かれ、ゆっくりと侵食されていく。
(ち、チーフ・・・・あっ、、ああっ!!!うああああーーーーーーぁぁぁ!!!!)
さくらの胸の先端のピンク色の突起に陰核と同じ針が刺さると喘ぎ声を上げ、絶頂してしまう。下の口からはいやらしい涎が溢れ、股をベチョベチョに濡らす。
「さくら、お前の幸せは何だ?命令だ、正直に言ってみろ!!」
「チーフっ!!!・・・・・・私の願いは、、・・・・ち、ち、チーフと結ばれることです!!ち、チーフ、、心より敬愛しています。チーフが好きで好きで、、もう抑えられませんっ!!」
「・・・・さくら・・・俺もお前を心から愛しているぞ!」
「あああッッ!!!・・・ち、ち、、チーフッッ!!!!」
(ペペペ!!これは七十パ~くらい堕ちたんじゃない。もう最期の一押し、いっちゃおっか!!)
乳首と陰核に刺さっている針からパルス波が送られるとさくらはガクガクと体が動き出す。未だ嘗て経験したことのない快楽の波がさくらを呑み込もうとしている。
「俺からの命令だ!プレシャスに身を委ね、堕ちるんだ!!そして風のシズカに従うんだ!」
「はぁぅぅ!!」
(ああっ!!・・・ぐぅぅ・・・・・だ、ダメです・・・・・これは、幻・・・・本物のチーフの・・・声では・・・ありません・・・・・くああっっ!!!か、体が・・・疼いて・・・・・ッッ!!!)
「・・・わ、たしは・・・強き・・・・冒険者・・・・アアッ!・・・風のシズカには・・・・従えませんっ!!!」
快楽の波に呑み込まれようとする中、自ら唇を噛み、さくらの思考は寸前のところで踏み止まる。下唇からは痛々しい血が流れている。幾らボウケンジャーとはいえ風のシズカ、支配の首輪の主もこれには驚くしかなかった。
(ハァ、ハァ、ハァ・・・・・ち、チーフ・・・・・皆さん・・・・私は・・・・まだ・・・・戦えます・・・・・)
まださくらの意志は死することがなく、心の中の闘志は燃えていた。だがそれは闘志といっても最後に強く燃え上がるロウソクの炎と同じことだった。


―――ハァ、ハァ、ハァ・・・うぐっっ!!ぐああっっ!!!いぎゃああっっ!!!!
ううっ!はぁぁ~・・・・んっ!んぐぐぅぅ!!!・・・・・・・あっ、ああっ!!あんっ!!はぁんっ!!!!
うぎゃあああっっっ!!!!!うぎぃいいいぃぃぃ!!!!ぐぎゃああああああぁぁぁぁーーーーーー!!!!!!あっ、ああっ!はぁんっ!!んっっ!!・・・ち、チーフぅ!!!あっ、、ああっ、、、うあああああっっっっっ!!!!―――
プレシャスの精神世界に囚われたさくら。逃げることもできず、ずっと精神世界で洗脳されることなく耐えず戦い続けた。さくらの肉体を切り裂き、乳房、性器を破壊する拷問。嵐のように体を殴打されたり、電流を流され、火で炙られたりとありとあらゆる拷問を肉体に施行された。また時には眠ることは許されず、幾度となく浴びせられる罵声、人格否定の言葉。精神を抉り、削いでいく責めの数々。そんなことが精神世界で十日間以上続けられた。
それでもさくらは洗脳に屈することなく抗い続けた。ボウケンジャーにスカウトされる前の自衛隊特殊部隊に入隊いていた経験。そして今の自分の居場所を見出せたボウケンジャーの仲間。それは彼女に限界以上の力を与えていた。
「ぺぺぺ!こいつの精神、一体どうなっているの?」
「こんな強いオナゴ、今までに見たことないのぉ。称賛に値する。だが精神は磨り減り、もう抵抗もみせることない。これで洗脳することができる!」
今やさくらは精神を繋ぎとめることが出来ず、ついに瞳から力強い光は消えていった。ただ拷問だけではなく、時折さくらの心の奥底に眠る唯一の願い、明石暁に対する想いを叶えてやった。それがさくらの弱点であった。
誰にも頼まれていないのに明石暁の幻覚を見せることでさくらは自分では背負いきれない心情を吐露し、スライム型の化け物を明石暁と錯覚し、肉体関係まで持った。それは絶えず拷問を受けていたさくらにとって唯一の安らぐ時であった。尋常じゃないほど精神力が強いさくらだったが、一途な想いを擽られ、そこから思考は麻痺して堕ちていった。
「最期の仕上げじゃ!西堀さくら、お前は風のシズカ様の奴隷となるのじゃ!!」
「あっ、ああっ!うあああああああああーーーーーーーァァァァァ!!!!!!!・・・・・・・・・」
プレシャス、支配の首輪の化身、怪老の契約により、その場に直立不動に立つさくらの体に紫色に輝く煙が吸い込まれていく。煙が体内に入っていくとさくらは全身をビクビクと痙攣させ、膝を折り、その場に倒れて失神してしまった。
――「さくら、私の声が聞こえる?」
「・・・・はい・・・風のシズカ様・・・・・」
プレシャスの精神世界では長い時間抵抗したさくら。それは現実の世界に戻った時、ものの数分しか経ってい出来事だった。ボウケンジャーのサブチーフ、ボウケンピンクこと西堀さくらはシズカの手中に堕ちたのだった。


 あれから月日が三ヶ月、過ぎようとしていた。風のシズカと西堀さくらはとある島の会場にいた。そこにはプレシャスを取引しているお得意様が集められていた。それは世界各国の政財界人、軍人、大統領、首相、その側近と世界で名を馳せる者たちばかりだった。
「はーい!今宵はいつもお世話になっているお得意様の皆さんに我らダークシャドウが心より喜んでいただける見世物をお贈りします!さくら~、おいで!」
ドーム型の会場、二百人くらい集まっているその中央にシズカが司会する中、その場所に名を呼ばれた首輪をはめた女性がシズカの隣まで歩いてきた。彼女はアクセルラーを手に取ると肩から腕にかけてゴーゴータービンを回転させ、勢いよく掛け声を上げる。
「レディ!ボウケンジャー、スタートアップ!」
彼女の体に白銀とピンク色の映える特殊なスーツが装着された。何よりも会場の皆が皆が驚いたのは胸に描かれているマーク、それはサージェス財団のマークだった。サージェスという名、ボウケンジャーという存在も知っており、ここに集まる誰もが脅え、会場は慌てふためき始める。だが隣の進行を務めるシズカは逃げることなく、小さく笑っていた。
「皆さん、もうこの娘はボウケンジャーではありません。どうか落ち着いて下さい。さくら!」
「はい、シズカ様・・・・・」
ボウケンピンクとなったさくらはマスクを脱ぎ、素顔を晒した。
「皆様、本日見世物を担当します、元ボウケンジャー、ボウケンピンクこと西堀さくらです。その名に一部の者は驚きを隠せなかった。その名は西堀財閥の娘の名だったからだ。
「私は悪の組織、サージェス財団から抜け、プレシャスを大いに利用しようというお言葉に目が覚めました。今は改心し、プレシャスをより良く使うことに日々、邁進しております。今宵は私の罪滅ぼし、皆様に迷惑をかけた私が改心したという意も籠めて努めさせていただきますので、どうか最後までお付き合いください」
さくらは顔を深々と丁寧に下げるとアクセルスーツを解除し、皆の前で全裸になる。白く透き通るような肌に特殊部隊、ボウケンジャーで鍛え上げられた肉体。程よく成長した乳房、引き締まった腰と尻は美しい曲線美を描いていた。この場に足を運んだ大半が男性ということもあり、若い女性の裸姿に会場は低い声の歓声に包まれた。シズカは洗面器を持ってこさせるとさくらの前に洗面器を置いた。
「じゃあさくら、貴方が放尿するところを見せてあげなさい!」
「はい・・・・」
さくらは洗面器に跨り、腰を下ろす。大勢の人に晒し者にされているにもかかわらずさくらは放尿を始める。会場には小水の滴る音が響き渡る。
「はーい、良く出来たわ!じゃあ次は犬のように洗面器に溜まった尿を飲みなさい!」
「分かりました・・・・」
さくらは四つん這いになり、長い髪を耳にかけ、洗面器に顔を近づける。ツンとしたアンモニア臭が鼻腔を刺激するが、さくらは自らの尿を犬のように舌を出し、ペロペロと舐めだす。長い黒髪は洗面器の尿に浸ってしまうが、さくらは関係なくシズカに命じられたとおりに尿を飲み干した。
「ペペペッ!!良く出来ました~!次はお客様の前でオナニーしなさい!」
「お、オナニーですか!!!・・・・わ、分かりました・・・・・・」
オナニーという言葉を聞いた途端、顔は赤くなり、耳朶の裏まで熱くなってしまうさくら。ご主人様の命令に逆らうことは出来ず、床の上に座ると股を広げ、乳房と股間を弄り始める。見世物にされていることも恥じらうことなく、誰にも見られていない一人の時に行うのと同じように自慰行為に没頭する。
左手で乳房を揉み解し、先端の突起を粘土を捏ねるように転げ回し、右手で大陰唇を撫で回す。直ぐに絶頂を味わうのではなく、ゆっくり時間をかけてじわじわと自らの性感を高めていく。
(あっっ!!ハァ、ハァ・・はぁぅぅ~!!ち、チーフぅ!!!)
プレシャスにより洗脳されながらもさくらは明石暁を忘れることがなかった。というよりもプレシャスがさくらに対し、その想いを利用するために残しておいた。
大陰唇を上下させている指を時々横にずらし、そけい部を同様に上下に撫でると瞬間的に背筋が震え、内側に溜まっていた愛液が噴出してくるほど気持ちがいい。するとさくらの口から上ずった声が自然と上がってしまう。
(私・・・我慢できません・・・・チーフ、来てくださいッッ!!)
「うああっっ!!」
さくらは左手で膣を広げると右手の中指を中に突っ込む。その瞬間、軽く身が仰け反る。さくらの今まで育ってきた環境、サブリーダーとしての役割など遮るものがない今、心の奥底にしまいこんだ想いが溢れかえる。
「ああっっ!!!き、気持ちいいですぅ!!!アアッ、アア、アンンッッ!!!んああっっ!!!」
先ほど、ボウケンジャーの特殊スーツを纏った者とは思えないほどの乱れっぷりを披露する。客席一同が唾を飲み、黒髪清楚な女性が乱れ行く姿に目を逸らすことなく、凝視する。
さくらの右手は陰核に移り、側面から擦ると今までにない感じが全身を駆け巡る。早くイキたい、絶頂に達したいという思いがさくらの中で急激に膨らむと今まで以上に膣を乱暴に掻き乱し、奥へと指を挿入する。淫らに喘ぎ声を上げ、涎を垂らしながら善がり狂うさくら。やがてその想いは天へと昇りつめる。
(も、もうダメぇ!!チーフぅ!!チーーフゥゥゥ!!!!!・・・・)
「あんっ!!アアッ!!うああああああああああああぁぁぁぁぁぁっっっっっ!!!!!!!!!!!」
ステージの上で大勢の客に観られながら絶頂に達したさくら。身体は軽く震え、余りの気持ちよさに失禁までしてしまうサービスをみせた。一部始終を見終えた客たちはステージにいるさくらに惜しみない拍手を送るのだった。


 その後も元ボウケンピンク、西堀さくらの見世物は不定期に行われた。拷問、レイプ、オナニーショー、異種交配と内容は様々であったが、どれも好評だった。
――深き冒険者、ボウケンピンク!――
今や冷静な判断力、凛と澄ましたポーカーフェイスのさくら姐さんの凛々しい姿はなく、風のシズカの奴隷に成り果てた。
「ぺぺぺ!貴方のご主人様はだ~れ?」
「・・・はい・・・風のシズカ様でございます・・・・・」
冒険心を失い、風のシズカの前に堕ちてしまい、見つけることすらできなかった心からの笑顔。そんなさくらを首に付けられている支配の首輪の装飾されている髑髏は祝福するよう、瞳からは黒い光のオーラを放っていた。

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ありがとうございます。
ゴーオンイエロー・シルバーで書いていただきたいのですが、
敵は、ガイアークが開発した巨大な空気汚染機のエネルギー確保のために発電所を電池にする使命を持った[電池バンキ]でお願いします。
話の流れは

発電所を襲った電池バンキが逃げたので別れて捜索してた最中イエローとシルバーが発見して、発電機の前すでに圧倒してる状態

電池バンキが苦し紛れに放った攻撃が発電機に当たった影響で、発電機が誤作動で電磁石化して2人の炎神ソウルや変身アイテムが吸い寄せられて飛んでいってしまう

2人がうろたえるすきに、発電機を電池化しようと電池バンキが光線を放とうとするが、気がついた2人に妨害され、2人に光線が当たってしまう。

変身がとけた早希と美羽は電池化したことで服が破れるまで太り、さらにふたなりになってしまう。

絶望した2人は呼び出された戦闘員たちに捕まる。

電池として山に連れてこられた2人は、
空気汚染機に繋がれた戦闘員4人に胸・ペニス(電池の凸)をしごかれたり、
ペニスでアソコ(電池の凹)を犯されたりぜい肉を弄ばれ、
絶頂を迎えたことで空気汚染機を作動させしまい、地球を汚染してしまう。
という感じです。
もしよろしかったらお願いします。

No title

リクエストに応えて頂き、ありがとうございました。
先に言ってしまいますね、大満足です!
さくらのキャラクターをきちんととらえた違和感のない台詞。
堕ちまいとする心の強さと相反する恋心を巧みに見洗脳過程に盛り込み
違和感なく仕上げていく構成は脱帽いたしました。
終盤のショーも描写が丁寧で情景が伝わってくるようでした。
ボウケンピンクSSの金字塔を見た気分です。
重ねてお礼申し上げます。本当に、本当にありがとうございました。

Re: タイトルなし

了解しました。
サマンサさんのテイストになるべく近づけるよう、頑張ります!

Re: No title

綺羅さん、読んでいただきありがとうございます。
正直不安でしたが、非常に美味しい感想をいただき、もう嬉しい限りです。

綺羅さん、こちらからもどうもありがとうございました。

No title

次の更新はいつですか? 新しい小説が早く見たいです

Re: No title

> 次の更新はいつですか? 新しい小説が早く見たいです

更新が遅くなり、申し訳ございません。マイペースで思い立った時に書きたいものを書いている一介の者ですので更新速度が遅いブログですが、何卒ご了承願います。

ユベル氏のブログから来ました。

初めまして、teamanと申します。
いいご趣味ですね(笑)。
素晴らしいSS次回も楽しみです。もしよろしければ相互リンクしませんか。

Re: ユベル氏のブログから来ました。

初めまして!・・・・・と言いたいですが、teamanさんご無沙汰しております。mengele=shionと申します。以前サイトをしていた時にはとてもお世話になったにもかかわらず、突然やめてしまったりと申し訳ございませんでした。

今はブログの方を立ち上げて、ゆったりマイペースで書きたいヒロインを妄想の赴くままに書いております。
こんな感じのブログですが、もう一度リンクしていただけるでしょうか?

そうでしたか。

気づきませんでした(~_~;)
是非相互リンクお願い致します。

Re: そうなんです(汗)

リンクの件、ありがとうございます!早速リンクさせていただきます。
戦隊ヒロイン語録
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mengele

Author:mengele
屈折し、歪んだ愛を戦隊ヒロインに捧げている愚の触手生物

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